行政書士試験の勉強を続けていると時には挫折してしまいそうな時もあります。
そこで今回は、そんな挫折しそうな時の解決法について解説していきます。

 

 

 

 

 

 

問題が難しくて挫折

 

行政書士試験の勉強を挫折してしまう最も多い理由と思われるのはこれです。

 

行政書士試験は合格率が10%前後の難しい試験です。
しかし、世間では簡単というイメージを持っている人もおり、また司法書士試験や税理士試験などと比べると難易度の低い試験であることから、簡単と言われることもあります。
以前は司法試験の登竜門的な位置付けだった行政書士試験ですが、司法試験を目指している人でも簡単には合格できない試験となっています。
従って、甘い気持ちで挑戦すると惨敗して挫折する可能性があります。

 

また、テキストは理解しているものの、過去問になるとほとんど解けずに挫折するという人もいます。
通常の勉強だとテキストで基礎を身につけて、過去問などで演習するという形で実力をつけていきます。
行政書士試験でも、このような勉強方法がメジャーなのですが、テキストと過去問のレベルがかなり違うので、それに戸惑う人も多いです。
テキストでは理解しているのに、その知識がほとんど役に立っていない感じがするのです。
これはテキストと過去問のレベルが違うからなのですが、テキストと過去問で合格できると思っていた人は面を食らって挫折してしまう人もいます。
この場合は、テキストからいきなり過去問を解くのではなく、その前に基礎問題で演習してレベルアップしておくと良いです
少し遠回りになりますが、その方が挫折しにくいでしょう。

 

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分量が多くて挫折

行政書士は司法試験や税理士試験などと比べると分量は多くありません。
しかし、狭く深く勉強が必要な社会保険労務士試験などと比べると、試験科目自体は多いので、広く浅く勉強する必要がある試験です。
さらに昔と比べると試験は難化傾向にあり、試験の問われ方が「広く深く」になりつつあります。
その為、分量が多くて挫折してしまう人もいます。

 

この場合はまず、その分量を見直す必要があります。
行政書士試験は300点満点ですが、合格基準点は180点です。
なので簡単に言うと、300点取る必要はないので300点取れる分の勉強も必要ないということです。
180点ギリギリでも合格は合格なので、合格基準点を超えれるくらいの分量に絞ることが大切です。

 

また時間も考慮する必要があります。
半年で合格したいのか、1年なのか、それとも数年かけれるのか、という風に人それぞれ状況が違うと思います。
試験勉強に半年しかかけられないのであれば、その期間で合格できるようなプログラムを組む必要があります。

 

独学の場合、あれこれ教材を揃え過ぎて、結局やれなかったということがあります。
特に初学者の人は行政書士試験の全容を把握していないので、取捨選択が難しいものです。

 

そこで通信講座を利用するのも手です。
私がおすすめする通信講座では、合格基準点ギリギリを目指し、半年から1年間で合格できるようプログラムされているものがあります。

 

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勉強時間が確保できずに挫折

 

勉強時間が確保できなくて挫折してしまう人もいます。

 

一般的に行政書士試験に必要な勉強時間は800〜1,000時間と言われています。
単純に計算すると1日2〜3時間ほど勉強が必要です。
行政書士試験は社会人の受験生も多いので、働きながら勉強している人もいますし、家事や子育てをしながら勉強をしている人もいます。
なので、勉強時間を確保できずに挫折してしまう人も多いでしょう。

 

しかし、何もまとまった勉強時間を確保する必要はありません。
15分、30分といった隙間時間を利用して勉強していけば1日2〜3時間ほど確保することも十分可能です。

 

例えば、通勤時間。
通勤時間は人それぞれ違うと思いますが、30分〜1時間ほどあると思います。
その時間を利用すれば、1〜2時間は勉強することができます。
電車通勤の人はテキストを読んだり、スマホで問題を解いたり、と意外と勉強に充てることが可能です。
車通勤の人は制限がありますが、テキストを読んだ声を録音して車内で聴いたり、通信講座のCDを聴きながら勉強する方法もあります。

 

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やる気を失って挫折

これも非常に多い挫折パターンです。
上記のパターンのように、「問題が解けない」「分量が多い」といった理由からやる気を失って挫折する人もいますが、単純に勉強がつらくなりやる気を失う人もいます。

 

勉強を始めた当初はやる気もありモチベーションも高いのですが、次第にやる気は低下していくものです。
最悪の場合、勉強することも嫌になってしまい、挫折してしまいます。
その為、いかにやる気やモチベーションを維持するかが大事になってくるので、その方法を見つけておく必要があります。

 

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