試験時間内に終わらない


行政書士試験は13:00〜16:00までの3時間です。
長く感じますが、時間内に終わらない人は意外と多いと思います。
そこで今回は行政書士試験を時間外で終わらせるために必要なテクニックやコツについて解説していきます。

 

 

 

長いようで短い試験時間

行政書士試験は3時間という長丁場です。
これだけの長い時間、試験を受ける機会というのはなかなかないと思います。

 

しかし、実は長いようで短いのが行政書士試験なのです。
というのも、行政書士試験は全部で60問あります。
これを3時間で解くとなると、単純計算で1問3分で解かなければなりません。
マークする時間や見直しの時間を考慮すると、もう少し早く解かなければなりません。

 

つまり、行政書士試験は時間との勝負なのです。
実際、行政書士試験の監督員をしていると、間に合わない受験生を多く見かけます。
私自身も、行政書士試験は時間ギリギリでした。
従って、早く解くというのは行政書士試験合格の為に必要な能力と言えるのです。

 

 

速く解く癖を身につけよう

行政書士試験は時間との勝負です。
そこで問題を速く解く癖を身につけておくと良いです。
速く解く為には、問題文を速く読むこと、選択肢を速く読むこと、そして速く理解することが大事です。
日頃の勉強から、こういった事を意識して問題を解くと訓練になります。
過去問などの問題集を解く時も、タイマーを使い時間を決めて解くのもおすすめです。

 

また、速読術を身につけるための書籍なんかを一度読んでみるのも良いでしょう。

 

 

模試で感覚を養おう

行政書士試験対策の予備校では模試を受けることができます。
これは、予備校の受講生でなくても、受験できます。
模試は、自宅でも受けられるものがありますが、予備校の教室で本番さながらの模試を受けておくことをおすすめします。
実際に受験してみると色々な問題点が見つかると思います。
そこで、本番へどのような対策をしたら良いのか、ヒントが見つかるでしょう。




本番での解き方

 

私が行政書士試験の本番で、早く解くためにどのようなことをしたのか、いくつかご紹介します。

 

問われていることに線を引く

問題文の問われていることにアンダーラインを引きます。
正しいものを選ぶのあ、誤っているものを選ぶのか。
これで、ケアレスミスを防ぐことができますし、見直す際にも、素早く行うことができます。
また、選択肢にも、どの部分が合っているのか、誤っているのかにアンダーラインを引いておくと良いでしょう。

 

正解を見つけたら、あとは読まない

これは賛否両論あるかと思いますが、例えば、1〜5の選択肢のうち、1番目の選択肢が正解だと思ったらあとの選択肢は読まないという方法です。
これだけでも、かなり時間の短縮になります。
出来ることなら全ての選択肢を読みたいところですが、それだけ行政書士試験はあっという間に終わってしまうので、私はこの方法で問題を解きました。
最後に見直すとき、余裕があれば他の選択肢も読みます。

 

マークは最後につける

行政書士試験は記述式の3問以外はマークシート方式です。
マークシート方式の受験を経験された方ならわかると思いますが、マークシート方法の怖いところはマークがずれてしまうと大変なことになるということです。
すぐに気づけば良いですが、最後に気づくとパニックになります。
マークを消すのにも時間がかかりますし、またマークし直すのにも時間がかかります。
最悪、修正できずに試験が終了するなんて事態にもなりかねません。
そこで、マークは最後につけることをおすすめします。
私が行った方法は、まず、問題文の正解の番号に丸をしておきます。
そして、最後に、それを見ながらマークします。
この時も一気にマークしません。
少し印をつける程度にマークし、再度、見直しながら、全てを塗り潰していきます。
この方法なら二重にチェックできるので間違いありません。
この方法でマークするならば、マークする時間を10分、見直す時間を10分、合計20分は確保したいところです。
そのため、15:40には全ての問題を解き終わっている必要があります。

 

 

最後に



先にも述べましたが、行政書士試験は時間との戦いでもあります。
3時間もあるではなく、3時間しかないと思った方が良いです。
従って、なるべく早く解く、無駄なミスはしないといったことが、とても重要になります。
ここで紹介した方法以外でも良いので、自分なりに早く正確に解く方法を見つけ、模試でそれを実践してみてください。
ぶっつけ本番はダメですよ!
必ず、模試で試してみて、上手くいかなければ修正し、本番では訓練通りに受験できるよう準備しておきましょう。




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