自分にあった勉強場所や環境を見つけよう


 

勉強は自宅や図書館、カフェなど様々な場所でできます。
行政書士試験突破の為には、集中して勉強することが必要です。
そして集中して勉強するには、その場所や環境が重要となってきます。
そこで今回は行政書士試験の勉強に最適な場所や環境について解説していきます。

 

 

 

 

 

 

 

勉強場所は自宅が最適とは限らない

 

 

皆さんはいつもどこで勉強しますか?

 

私は、ほとんど自宅では勉強しませんでした。
自宅だと、他のことが気になってしまい、勉強に集中できていないことに気付いたからです。
自宅は最も気楽に勉強できる場所です。
勉強したいときにすぐできますし、お金もかかりません。

 

しかし、デメリットもあります。
私の場合、当時一人暮らしでしたので、当然家事も自分でやるわけです。
すると、勉強を始めても、「あ、洗濯しなきゃ」とすぐに洗濯を始めてしまったり、洗い物をしたり買い物に出かけたりと、他のことをしてしまいました。
家事を終えて、いざ、机に向かっても集中できなかったり、気が乗らないなんてこともありました。
また、テレビや、ネット、本や漫画などもすぐに見れる環境ですから、ちょっとだけと思い、結局何時間も見てしまうなんてこともあります。
そうです。
自宅というのは、実は誘惑が多い環境なのです。

 

 

 

 

自宅以外に勉強場所を見つける

 

 

自宅で勉強するのも、もちろん良いのですがいまいち集中できないという人もいるかと思います。
そんな人は自宅以外に勉強する場所を見つけましょう。
私は、ほとんど行きつけのカフェで勉強してました。
ずばり、カフェなら勉強するしかない環境だからです。
私が通っていたカフェには、テレビや雑誌なども置いていませんから、本当に勉強するしかありません。
もちろん、迷惑にならないよう、混雑時に長時間居座らないように、カフェをはしごしたり、追加で飲み物を注文したりと、お店側にも配慮しました。
お金がかかってしまうというのが、デメリットかもしれません。

 

 

うるさい場所にもメリットはある

 

図書館も考えましたが、結局、図書館は利用しませんでした。
図書館を利用しなかった理由は試験を想定しての騒音対策のためです。
行政書士試験を受験して思ったのが、意外と周りの音が気になるということです。

 

行政書士試験は3時間という長丁場で、この3時間という間、集中力を保つのはなかなか難しいことです。
しかし、試験時間は3時間もありますが、単純計算で1問あたり3分で解かなくてはいけません。
見直しの時間やマークすることを考えれば、もっと早く解かなければなりませんので、行政書士試験は時間との勝負なのです。
つまり、行政書士試験は実は3時間しかないのです。
この長いようで短い時間を集中して臨まなければなりません。

 

そこでの意外な敵が「騒音」です。
「そんな馬鹿な、みんな黙って黙々と試験を受けているから騒音なんてないだろう」、と思うかもしれません。
その通りです。
皆さん、黙って、黙々と問題を解いています。
だから、なのです。
会場は皆さん、黙って問題を解いていますし、試験官であっても必要最低限のことしか原則喋れません。
そんな会場に響くのは、記入している鉛筆の音や、ページをめくる音、受験生のちょっとした咳や動きの音などです。
静かなぶん、こういった普段では気にならないような音が、意外と気になるのです。
そして集中力が途切れた時に限って、この騒音が気になり始めます。
そうなってくると再び、集中することは難しくなっていきます。
集中できないと、焦ります。
理解力も低下し、解答に時間がかかります。
それがさらに焦りを生み、悪循環に陥ります。
試験中は耳栓することを禁止されていますので、耳栓するわけにもいきません。

 

また、敵は音だけではありません。
会場の規模にもよりますが、意外と多いのが、トイレに行く受験生です。
試験官を務めているときにも思いましたが、本当に多いです。
受験生は手を上げ、試験官に連れられ、トイレに行くのですが、近くでそういう受験生がいると意外と気になったりします。

 

そういった、騒音や周りに影響されない集中力を身につけるために、私はあえて、勉強場所にカフェを選びました。
カフェでは、お喋りしている人の声、新聞を読んでいる人のめくる音、、店員の声、トイレに立つ人の椅子の音。
様々な音や、動きがあります。
そのような、一見、勉強には不向きとも言えそうな場所でも集中して勉強できるよう訓練しました。
図書館でも、もちろんいいのですが、図書館はお喋り禁止のところがほとんどだと思いますので、皆さん、静かに読書なさったり、勉強しています。
従って、集中しやすいので、勉強もはかどると思います。
ただ、騒音対策として、騒音に慣れる場所ではありませんので、私は図書館を選びませんでした。

 

先日、テレビでもこんなことを言っている人がいました。
その人は難関大学に合格したそうですが、試験中の音に慣れるため、鉛筆で書く音を録音し、その音を流しながら勉強していたそうです。
MCの人は、びっくりしていましたが、私も自分と似たようなことをしている人がいると驚きました(笑)

 

行政書士試験は年に1回しかありません。
その年に合格できなければ、次の年まで待たなくてはならないのです。
試験本番で自分の実力を十分に発揮するためにも、できる限りの準備と対策をしておくことをおすすめします。




場所を変えるのは気分転換にもなる

 

同じ場所や環境で勉強していると、マンネリ化してしまうことがあります。
それは学習効率を下げることにもなってしまうので、たまに場所や環境を変えて脳に刺激を与えるのも良いと思います。

 

また、自宅で勉強する時間が多い人は机の上や周りを整理整頓しておくことをおすすめします。
机の上などが散らかっていると気になったり、集中できなかったりします。

 

 

 

 

東大合格者で多いのは居間で勉強する人!?

 

 

東大合格者の中で、意外と多いのが「居間で勉強していた人」、という面白いデータがあるそうです。
申し訳ありませんが、正確なデータや裏を取っていないので、軽く聞き流して頂いて構いません。
気になる方は調べてみてください。

 

実は私も幼少期のころですが、勉強は居間でやっていました。
18〜19時の1時間だけ。
しかもテレビをつけながら。
18〜19時はニュース番組しか放送してませんでしたので、テレビを見いるということはありませんでした。
それにも関わらず、自分で言うのも恐縮ですが、当時の私は学年でもトップクラスの成績でした。
残念ながら、私は東大に入ったわけではないので(笑)、上記のデータには当てはまりませんが、少なくとも成績が良かったというのは事実です。
恵まれたことに自分の部屋も勉強机もありましたが、そこで勉強することはほぼありませんでした。
居間なので、色んな雑音の中で勉強することになります。
母親が料理する音、テレビの音、家族の話声。
しかし、私はそんな中でも、集中して勉強していたのを覚えています。
何故、自分の部屋で机に向かってではなく、自ら居間のテーブルで勉強していたのかは謎ですが、それが結果として良かったのではないかと思っています。
大人になり、「東大合格者の中で、意外と多いのが居間で勉強していた人」、という話を聞いたとき、妙に納得しました。

 

勉強はどこでも自由にやっていいものだと思います。
勉強は机に向かってやるものだと思い込んでいる人は、少し視点を変え、色んなところで勉強してみるのもいいのではないでしょうか。
同じ場所でずっと勉強するのではなく、環境を変えてみたり、勉強場所にこだわるのも合格への近道だと思います。
是非、皆さんが勉強しやすい環境を見つけてみてください!




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