行政書士試験の勉強がつらい時の対処法

 

 

行政書士試験の受験勉強は長く、つらいものです。
日常の忙しさに、ついつい勉強が疎かになったり、途中で心が折れそうになることもあるでしょう。

 

そこで今回は行政書士試験の勉強がつらいと感じた時を乗り越える対処法について解説していきます。

 

 

 

 

 

 

行政書士試験だけに限りませんが、受験勉強というのは長く、つらいものです。
勉強を開始した当初はやる気もあり、また新しいことをするという刺激もあって楽しいものです。
しかし、次第にそういった気持ちは薄れていき、「つらいなー」「大変だなー」といったマイナスな感情が生まれてきます。
家族との時間やプライベートの時間を削り勉強を行うためストレスを感じることもあります。
私も行政書士試験の受験勉強をしている時、何度も挫折しそうになりました。

 

 

 

 

勉強がつらいな、と感じる時というのはモチベーション（やる気）も下がっています。
モチベーションというのは意外と大事です。
モチベーション次第で勉強の効率や効果が全く違います。

 

スポーツ選手もよく試合前にセルフイメージをしたり音楽を聞いたりしてモチベーションを上げていますね。
これは試合でイメージ通り動けるようにする効果もありますが、モチベーションを上げるという効果もあります。
このモチベーションの良し悪しで試合でのパフォーマンスが大きく変わってきます。
これは試合前に限りません。
練習でも大切なことで、「つらい」「やる気が出ない」といった感情で練習をしている選手と、モチベーションが高い状態で練習している選手では練習効果が変わってくるというのは、スポーツ経験がない人でも想像できると思います。

 

 

 

 

私自身も行政書士試験の勉強をしていて、「つらいな」と感じることが多く、モチベーションが低下していたことがありました。
そんな私が合格できたのは、自分自身を奮い立たせることができたからです。
つまり、モチベーションアップさせる方法を見つけることができたからです。

 

受験勉強は長く、つらいものです。
特に社会人の方は日常の忙しさに、ついつい勉強が疎かになったり、途中で心が折れそうになることもあるでしょう。
今日は勉強したくないな・・・と思うこともあります。
そんなつらい時、自分を支えてくれるものが、モチベーションアップです。
モチベーションを上げることで、勉強を続けられるだけでなく、勉強の効率や効果も上げてくれます。
極端な話、モチベーションが低いまま、何時間も勉強するより、モチベーションが高い状態で短時間勉強した方が効果が高いでしょう。
それだけ、モチベーションというのは大切なのです。

 

それではモチベーションを上げるには、どうしたら良いのか？
このモチベーションアップの方法は、人それぞれ違います。
なので、こればかりは自分自身で見つけるしかありません。

 

・自分の合格後、行政書士として活躍している姿を想像する
・やる気が出る音楽を聴く
・サクセスストーリーの映画を見る
・家族のことを想う
・合格体験記を読む

 

今まで少なからず、何かしらやる気が出た「きっかけ」があったはずです。
それを大切にし、やる気が出ないときや、少し勉強がつらいなと感じるときなどに、もう一度自分を奮い立たせるのです。

 

私が中学生の頃にやっていたモチベーションを上げる方法をひとつ紹介します。
当時、とある通信教育を受けていて、付属の漫画がありました。
その漫画の内容は単純で、勉強の出来ない主人公がその通信教育の教材を使って勉強すると、成績が伸びていくというもので、その漫画を読むとやる気が出た私は、勉強前に必ず読んでから勉強していました。
すると、やる気が出ず、勉強したくないなという日でも、自然と机に向かって勉強を始めるのです。

 

やる気が出る大事なポイントは「成功のイメージ」です。
その漫画も成績が悪い主人公が成功していくというサクセスストーリーでした。
もし、モチベーションアップの方法がどうしても見つからないという人は、
「勉強する度に成績が伸びていく」
「試験に合格して喜んでいる」
「行政書士となり活躍している」
こういった良いイメージ（サクセスストーリー）をしてみてください。

 

 

 

モチベーションを上げる方法は行政書士となり事務所の立ち上げや、運営にも使うことができます。
行政書士事務所を立ち上げることは飲食店などと比べれば楽な方ですが、それでもやる事は山積みでかなりの労力が伴います。
また行政書士を開業しても依頼もなく、事務所運営が上手くいかない時期がある場合もあります。
すると次第にモチベーションは低下します。
やる気も失せ、辞めてしまう人も出てきますし、そういう人たちが行政書士では食っていけないと言いながら去っていきます。
しかし、どんな職業で開業する場合でもそうですが、余程、すごい戦略がない限り、開業してすぐに繁盛するということはありません。

 

そんな、つらく苦しい時期に自分を支えてくれるのが、モチベーションアップの方法です。
開業する又は起業する時に必要なのは熱意や情熱です。
この熱意や情熱は、開業する時は誰しもが持っていますが、難しいのは、それを持ち続けることです。
すぐに成功すれば問題ありません。
しかし、そんなうまい話はなかなかないものです。
成功した人は苦労して挫折しそうになりながら、消えかかった熱意や情熱を再度、燃やして頑張っています。
従って、つらいときに自分でモチベーションを上げることが出来るというのは、受験だけでなく開業してからも役立つのです。
是非、つらい時に打ち勝つためにも、自分を奮い立たせる、モチベーションアップの方法を見つけておいて欲しいと思います。