行政書士試験の勉強をしていると、どうしてもやる気が出ないという時もあります。
今回は、やる気が出ない時の対処法について、いくつかご紹介していきます。
参考にしてみてください。
勉強はやる気が大事
勉強に限らず、スポーツなどでもやる気やモチベーションというのは非常に大事な要素です。
やる気があるときの方がパフォーマンスも高く、また学習においても効果的です。
スポーツ経験のある人は、やる気がみなぎっている時の方が、上手くプレーできたという経験があると思います。
これは勉強も同じで、長い時間ダラダラと勉強するよりも短い時間でもモチベーションを上げて集中した方が効果的です。
従ってやる気を持って学習すれば、それだけ効果が期待でき、結果、合格の可能性を高めてくれることになります。
やる気が出ない時はどうしたらいい?
このように、やる気というのは学習において大事な要素ですが、長い受験期間のなかで、時には「やる気が出ない」「今日は勉強したくないな」と思う時があります。
こういった時には2つの選択肢があります。
無理矢理やる気を出して勉強する
やる気が出ないからといって勉強しなければ、合格に近づくことはできません。
合格するには、そんな時でもやる気を出して勉強する必要があります。
なので、自分がどうしたらやる気が出るのかを知っておく必要があります。
これまで過ごしてきたなかで、どこかのタイミングでモチベーションが上がる瞬間があったはずです。
その時のことを思い出してみて下さい。
映画を見たとき
音楽を聴いたとき
合格後のことを想像したとき
どこかにきっとモチベーションが上がった瞬間があったはずです。
それが、やる気が出るポイントです。
やる気が出ないときは、勉強前に同じことをやってみてモチベーションを上げてみましょう。
【やる気を出させてくれる映画】
![]() | 価格:1,000円 |
![]() | 価格:1,000円 |
![]() | 価格:1,000円 |
また本を読んでみるのも効果的です。
特に自己啓発本なんかがおすすめです。
【やる気を出させてくれる本】
![]() | 価格:699円 |
![]() | 「1日30分」を続けなさい! 人生勝利の勉強法55 (だいわ文庫) [ 古市幸雄 ] 価格:699円 |
![]() | 学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話 [ 坪田信貴 ] 価格:1,620円 |
もう一つ、おすすめな方法があります。
それは退路を断つという方法です。
具体的には家族や友人など周りの人達に行政書士試験を目指していること、今年に合格するということを宣言するのです。
有言実行です。
日本人の美徳としては「不言実行」なのですが、実は有言実行の方が目標を達成しやすいのです。
これは格闘家などがよくやっていますが、「絶対に勝つ」「負けたら引退する」などビックマウス的な発言をよくしますよね。
あれは盛り上げるためでもあるのですが、自分を追い込むためでもあります。
宣言したからには絶対に達成しないと死ぬほど恥ずかしいですよね。
絶対に負けられないので必死に練習します。
試合も必死です。
これが自分のポテンシャル以上のパフォーマンスを発揮させます。
行政書士試験でも同じです。
周りに宣言したからには絶対に合格したいと思うはずですし、勉強していなければ、サボってると思われます。
こうやって外堀を埋めて、自分を追い込むのも効果的です。
無理はしないで気分転換する
上記のように、できるだけやる気を出して勉強した方が合格へ近づきます。
しかし、それでもやる気が出ないという時もあるでしょう。
やる気はずっと続くものではありませんからね。
そんな時は思い切ってリフレッシュするのもアリです。
やる気が出ないときは、心身共に疲弊している可能性があるので、そんな状態で勉強しても効率が悪いです。
どうしてもやる気が出ないときは、心も体もリフレッシュさせてあげましょう。
但し、長期間リフレッシュの時間を取ってしまうと、緊張の糸が切れて勉強するのが億劫になってしまいますので、短期間でリフレッシュするのが得策です。
そこで簡単にリフレッシュできるおすすめの方法がカラオケです。
最近では一人カラオケする人も増えています。
1〜2時間、さくっと歌うだけでもかなりリフレッシュできますよ。
お酒が好きな人は飲んでリフレッシュしたいと思うでしょうが飲み過ぎには注意しましょう(私もですが)。
飲み過ぎて次の日に勉強できなかった、なんてことになりかねませんからね。
完全にやる気を失ってしまった時は
これまでは一時的にやる気を失ってしまった場合の話でしたが、完全にやる気を失ってしまうこともあります。
頑張って勉強しているのに結果が出ない
成長を実感できない
模試の点数がいつも悪い
行政書士試験は難関試験なので、なかなか合格できそうなラインまで達しないという悩みを持つ人は多いものです。
私もそうでした。
「このまま続けても無理かもしれない」
「今年の試験はやめよう」
「自分には向いていない」
ネガティブな要素や結果が出ないことに落胆し、完全にやる気を失ってしまうのです。
行政書士試験が全てではありませんし、合格できなかったからといって死ぬわけではありません。
あくまでも長い人生のひとつの出来事でしかなく諦めるのも尊重されるべき選択です。
そんな方に言えることがひとつだけあります。
あと少しなのに
行政書士試験の勉強に限りませんが、「あと少し」というタイミングで物事を諦めてしまう人は多いものです。
行政書士試験の勉強全体を把握できていない状態の人にとっては、合格への道のりが物凄く遠く感じるものです。
これは合格してからわかるものなので当然です。
しかし、合格者からすると、「あと少しで合格ラインに達するのに」と思うことが多いです。
行政書士試験の勉強は長くつらいものです。
自分には無理だと皆が一度は思います。
しかし、その長いトンネルを抜けると一気に成績が良くなることがあります。
その苦しい時期を乗り越えた者にしか合格は訪れません。
苦しいかもしれませんが、今を乗り越えて下さい。
もう少し頑張ってみませんか?
あと少しだけ!
ツイート
