語呂合わせで暗記はどうなの?
行政書士の試験勉強では覚えることが沢山あります。
似たような条文や数字が多くあり、それがまた覚えにくいものなんです。
そこで語呂合わせで暗記しようと考える人は多いと思います。
今回は行政書士試験の語呂合わせについて解説します。
語呂合わせで暗記はおすすめしない
語呂合わせとは「いい国作ろう鎌倉幕府」とか「泣くよウグイス平安京」などといった風に年号や記号など覚えにくいものを言葉にして暗記する方法です。
学生時代に歴史の年号や元素記号を覚えるときに使った人も多いと思います。
こういった語呂合わせは行政書士試験にも存在します。
しかし個人的には行政書士の試験勉強に世の中に出回っている語呂合わせを使うのはおすすめしません。
語呂合わせを覚える作業が無駄
おすすめしない理由として、まず、語呂合わせを覚えなければならないという点があります。
語呂合わせは、覚えた言葉から様々な情報を引き出すので、語呂合わせ自体を覚える必要があります。
すぐに覚えれるものなら良いですが覚えるのに時間がかかるなら、その時間が無駄です。
語呂合わせを思い出す作業が無駄
語呂合わせは覚えた言葉から本当に知りたい情報を引き出さなければなりません。
問題を読む→語呂合わせを思い出す→そこから知りたい情報を引き出す
このような作業が必要です。
行政書士試験は平均2分ほどで1問解かなければなりません。
それほど悠長にしている時間はないのです。
なので、この時間も無駄です。
そもそも覚えづらい
覚えやすい語呂合わせがないというのもおすすめしない理由です。
覚えやすく、その語呂から知りたい情報を引き出しやすいというものがあれば良いのですが、筆者が知る限りではありません。
語呂合わせの絶対条件は語呂合わせ自体が覚えやすいこと。
語呂合わせから、すぐに情報が引き出せることです。
このように無駄が多いことや覚えやすい語呂合わせが少ないことなどから、語呂合わせで暗記することはあまりおすすめしません。
語呂合わせの活用法
とは言うものの、語呂合わせ自体は、絶対にやってはいけない暗記方法というわけでもありません。
語呂合わせのほうが覚えやすいという人もいるでしょう。
また語呂合わせは暗記する情報量を圧縮することができます。
うまく活用すれば、記憶する容量を軽くし、ややこしい内容も簡単に覚えることができます。
自分で作る
現在出回っている行政書士試験の語呂合わせはあまりおすすめできません。
そこで語呂合わせを活用するなら自分で作るほうが良いでしょう。
自分で作ったほうが愛着も湧きますし覚えやすいと思います。
イメージしやすいものが有効
語呂合わせを作る場合は関連性のあるイメージしやすい言葉で作るのもポイントです。
イメージに残ると記憶しやすく、その記憶を引き出すのも簡単になります。
また下ネタや面白いもので作るのも有効です。
このほうが印象に残りやすく覚えやすいからです。
但し、下品な語呂合わせにした場合は言葉にする時に気を付けてくださいね(笑)
どうしても覚えられないものに限定する
自分で作る場合でも、どうしても覚えられないものに限定しましょう。
先にも述べましたが、語呂合わせは無駄の多い暗記方法です。
語呂合わせで暗記するのは最終手段にしましょう。
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