行政書士試験に合格するための裏技というものは存在するのか?
筆者なりに裏技と呼べるものを探してみましたので参考にしてみてください。
裏技とは?
裏技とは一般的に知られていないようなやり方のことを言います。
なので、ここではそこに注目して解説していきます。
公表している時点で裏技ではなくなるかもしれませんが。
行政書士試験の勉強法の裏技
まずは勉強法の裏技についてです。
行政書士試験の一般的な勉強方法はテキストや問題集で勉強することです。
勉強法で裏技と呼べるには、これ以外の方法となります。
筆者が実践した少し変わった勉強方法をご紹介します。
それは問題作成勉強法です。
この裏技は簡単に言うと、自分で問題を作成して勉強していくという方法です。
こういった勉強をしている人はあまりいないと思います。
私は、この勉強法のおかげで理解度が一気に深まりました。
この裏技のメリットは理解が深まるところで、通常、テキストの勉強は精読して学習するのが一般的ですが、これだと理解しているつもりになりがちです。
読んでいるのに、いざ問題演習にとりかかると解けないという人は理解しているつもりになっている可能性が高いです。
但し、これは時間がかかる勉強法なので試験まで日数がないという時期にはあまりおすすめできません。
具体的には、こちらの記事に詳しく書いていますので、興味のある人は是非ご覧下さい。
「覚えられない人へおすすめの行政書士試験合格に導いた勉強法」
行政書士試験の裏技
次に行政書士試験、本番にできる裏技をご紹介します。
どうしてもわからない時の裏技
試験を解いている時、どうしてもわからないという時もあります。
そんな時は勘に頼ることもあります。
そこで、過去5年間分の行政書士試験の過去問から選択肢別に正解数を調べてみました。
全くわからないという時はこのデータを元に正解を選ぶのも手です。
平成29年度 | 平成28年度 | 平成27年度 | 平成26年度 | 平成25年度 | |
選択肢1 | 10 | 9 | 9 | 9 | 8 |
選択肢2 | 11 | 12 | 11 | 9 | 12 |
選択肢3 | 11 | 11 | 11 | 11 | 11 |
選択肢4 | 10 | 10 | 11 | 14 | 12 |
選択肢5 | 12 | 12 | 11 | 11 | 11 |
こうして比べてみると選択肢1の正解が若干少ないようにみえます。
迷ったら選択肢1以外を選ぶと良いかもしれませんね。
また特定の選択肢に偏るといったことも見受けらず比較的に満遍なく振り分けられているので、もし、自分の解答が特定の選択肢に集中している場合は、それ以外の選択肢を選ぶというのもありです。
聞いたことのない言葉に要注意!
もうひとつ、試験での裏技を紹介します。
行政書士試験では造語が使われることがありました。
存在しない言葉をあたかもするように記載しているので、受験生は結構迷うと思います。
こういった可能性もあるということを頭に入れておいて、もし、自分の知らない言葉が使われていたら、その選択肢は疑ったほうがよいでしょう。
結局のところ、自分の知らない言葉については答えようがありません。
妥当なものを選択する場合は選ばない方が良いですが、妥当でないものを選択する場合は選んでもよいかもしれません。
問題を早く解く裏技
もう一つ、私が実践した裏技を紹介します。
これは問題を早く解く裏技です。
行政書士試験は1問あたり2分半ほどで解かないと間に合いません。
そこで、問題を早く解く必要があるのですが、その裏技として選択肢を全部読まないという方法があります。
具体的には選択肢を読んでいき、正解だと思ったものがあったら残りの選択肢は読まずに次の問題にとりかかるのです。
例えば選択肢1から読んでいき、選択肢3が正解だと思ったら残りの4と5は読まないで次の問題にとりかかります。
これだけでもだいぶ、時間短縮になります。
読み飛ばした選択肢は、見直しの時間に余裕があれば読んでいきます。
上記のデータからすると選択肢1の正解が若干少ないので、選択肢5から読んでいくのも良いかもしれませんね。
裏技はあくまでも裏技
最後に、ここで、ご紹介してきた裏技はあくまでも裏技です。
身も蓋もないと言われるかもしれませんが、裏技はプラスαと考えてください。
特に勉強法に関しては、正攻法であるテキストや問題集を中心とした勉強は必須ですので、正統派の勉強法を実践し、ご紹介した裏技を組み合わせて試験に臨んでくださいね。
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