行政書士試験対策を実施している予備校では模試を受けることができます。
合格のためには、この模試がカギを握っていると言っても過言ではありません。
そこで今回は行政書士試験のおすすめ模試や活用法などを紹介していきます。

 

 

 

 

 

行政書士試験の模試とは?

行政書士試験対策を実施している予備校では模試を受けることができます。
この模試は本試験と同様の形で行われ、問題数や形式、試験時間なども同じ形で実施されます。
通常は予備校の校舎や大きな会場で行いますが自宅で受験できるものもあります。
また予備校だけでなく通信講座でも模試を提供しているところがあります。

 

 

 

なぜ模試が重要なのか

 

模試を受けるメリットは2つあります。

 

1つは学習の効果。
各予備校では模試を実施していますが、模試は本試験に出題されそうな問題を研究して作成しています。
的中率が高ければ、それだけ宣伝効果も高く、入校する受講生も増加するからです。
従って、模試での的中率を上げるというのは予備校の絶対的な使命とも言えます。
的中率が高い模試を受ければ、それだけ本試験での正解率も高くなるので合格への可能性も高まるというわけです。

 

もう1つメリットは試験の雰囲気を感じることができるということです。
行政書士試験は3時間という長丁場です。
普通、これだけ長時間の試験を受けることはあまりないと思います。
しかし、実は長いようで短いのが行政書士試験なのです。
行政書士試験は60問あり、1問あたり3分ほどで解かなければなりません。
マークする時間や見直す時間を考慮すると2分半ほどになるでしょう。
これがかなり厄介です。
多くの受験生は時間が足りず、終盤は慌てて解いています。
従って、模試を受けて本試験の雰囲気を感じ取り、いかに早く解くかなど模試から見えてくる試験の受け方についての問題点や改善点を見つけましょう。
模試を受けずに本試験に挑むのは練習試合をせずにいきなり試合に臨むようなものです。
はっきり言って無謀と言えるでしょう。




模試は何回受ければいいのか

 

では模試は何回くらい受ければ良いのでしょうか。

 

出来れば最低3回は受験してください。
イメージとしては

 

7〜8月に1回目
9月に2回目
10月に3回目

 

という感じです。

 

1回目は夏の7〜8月頃に受けます。
ちょうど行政書士試験の申し込み時期です。
夏が終わると一気に受験モードになっていきますので、その前に自分の実力がどの程度なのかを見極めてみましょう。
惨敗してしまう人もいるかと思います。
しかしそれでも大丈夫です。
受験勉強を始めた時期にもよりますが、まだ夏頃では実力が十分についていないからです。
基本的に模試は本試験より難しく作られていることが多いので結果が悪くても悲観的になる必要はありません。
そこでさらに気を引き締めて勉強に臨んでください。
また、この時に感じた試験の受け方などの問題点も見つけ改善策を練っておきましょう。

 

2回目は夏が終わった9月頃、試験まで2ヶ月ほどの時期です。
夏に模試を受験して、さらに勉強した結果を試す場です。
ここでも結果が振るわない人もいるでしょうが、あまり気にしなくて大丈夫です。
行政書士試験の学習は、暫くは横ばいで後半一気に上がることが多いからです。
残りの2ヶ月でスパートをかければ成績が一気に伸びる可能性があります。
また、前回の模試で見つけた試験の受け方の問題点の改善策を、この模試で試してみましょう。

 

3回目は10月です。
この時期は試験直前期で総仕上げの時期です。
これが最後の模試となりますので、今まで勉強してきた成果をここで発揮しましょう。
直前期の模試は、その年の試験委員を研究し本試験を意識した問題が多く出題されるので、必ず受験してください。

 

 

 

模試は必ず復習する

模試は受験することも大事ですが、復習することが最も重要です。
模試は前述したように、本試験に出題されそうな問題が数多く出題されます。
しかし、受けっぱなしでは効果が半減してしまいます。
せっかく重要なポイントを教えてくれているのに、受けただけでは覚えられませんから必ず復習してください。
模試を定期的に復習することで、出題の可能性が高い問題や分野のインプットとアウトプットが可能になります。

 

 

 

行政書士試験対策におすすめの模試

 

行政書士試験の模試は大手予備校で実施されていますが、その予備校ごとにクセというか特徴があります。
解説の仕方なども異なりますし、どのポイントを重要視しているかも違うので出来たら一校だけでなく、色々な予備校の模試を受けておくのが良いでしょう。

 

どの予備校も必死に模試を作成しているので、大きなハズレはないと思いますが、なかでも、おすすめなのは伊藤塾です。
伊藤塾の模試は的中率も高く、解説も詳細かつ丁寧に書かれており、かなり質の高い模試を提供していますので、伊藤塾の模試だけは受けておいた方が良いです。

 

【2018年伊藤塾模試】
<中間模試>
9/14(金)〜18(火)
<最終模試>
10/19(金)〜23(火)
受講料は2回分の模試がパックになって5,000円です。

 

>>伊藤塾の公式サイトで詳しく見てみる
模試のページは講座一覧のなかの「行政書士 公開模擬試験」というページにあります。
行政書士試験→対策講座案内→講座一覧の順で進んでください。

 

 

 

もう1つおすすめなのはLECです。
LECも行政書士試験対策の有名予備校です。
模試の完成度も高く、是非、一度は受けて欲しい模試の1つです。
LECは全国展開しており、受験会場も多いので受けやすいというメリットもあります。

 

【2018年LEC模試】
<到達度確認模試(全2回)>
第1回 7/20(金)〜22(日)
第2回 8/17(金)〜19(日)
受講料は5,400円(会場受験・web解説・一括・一般価格)。

 

<全日本行政書士公開模試(全2回)>
第1回 9/14(金)〜16(日)
第2回 9/21(金)〜23(日)
受講料は5,400円(会場受験・web解説・一括・一般価格)。

 

<ファイナル模試(全1回)>
10/5(金)〜7(日)
受講料は1,000円(会場受験・web解説・一括・一般価格)。

 

<厳選!直前ヤマ当て模試(全1回)>
10/19(金)〜21(日)
受講料は3,240円(会場受験・一般価格)。

 

>>LECの公式サイトで詳しく見てみる
模試のページは講座一覧のなかの「答練・模試」というページにあります。
コース・講座→行政書士講座一覧の答練・模試の順で進んでください。




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