行政書士試験の一般知識は「政治・経済・社会」「情報通信・個人情報保護」「文章理解」の3つの科目からなります。
一般知識は勉強しにくい、得点に結びつきにくい、と言われています。
どうやって学習すればいいのかわからないという受験生もいるかと思います。
そこで今回はそれぞれの科目についてのおすすめテキスト(参考書)を紹介していきます。
ご自身の勉強の参考にしてみてください。

 

 

政治・経済・社会のおすすめテキスト

政治・経済・社会は試験範囲の広い科目なので勉強しても、なかなか得点に結びつきにくいです。
そのため、あまり勉強時間を費やしてしまうと他の科目に影響を及ぼしてしまいます。
しかし政治・経済・社会が得意でない人が勉強せずに受験するのはおすすめできません。
あまり深入りせず広く浅く勉強して知識量を増やしていきましょう。

 

行政書士試験用の政治・経済・社会のテキストは現在、出版の確認はできません。
そこでセンター試験用のテキストや公務員試験用のテキストを利用して勉強しましょう。

 

 

センター試験で人気のテキストです。要点やポイントがまとまっていて、図表もあるので内容的にはかなり読みやすいテキストです。ちょっと表紙が・・・と思うのは私だけではないと思いますが、カバーを表裏反対にすれば問題ありません。

 

公務員試験で人気の問題集です。行政書士試験と同じく5肢択一式の内容になっています。

 

 

情報通信・個人情報保護のおすすめテキスト

情報通信ではコンピュータやインターネット、通信技術についての問題が出題されます。
難しいことは問われず基礎的な問題が出題されるのでIT用語を中心に勉強するのが良いでしょう。
特に近年、話題になった用語は必ずチェックしておいてください。

 

個人情報保護では、個人情報保護法、行政機関個人情報保護法、公文書管理法などの条文から出題されます。
条文を中心に勉強していきますが、個人情報保護士の資格を取得するのもおすすめです。
また平成29年5月30日に個人情報保護法が改正されたので平成30年度の試験では出題される可能性が高そうです。

平成30年度では個人情報保護が3問出題されました。

 

 

情報通信ではIT用語のもの、個人情報保護では個人情報保護士のテキストがおすすめです。

 

 




文章理解のおすすめテキスト

文章理解は得意不得意が分かれる科目です。
文章理解が苦手な人はテキストや問題集を使って解法のテクニックを身につけましょう。

 

文章理解のおすすめテキストは公務員試験用のテキストです。
行政書士試験用のテキストなどは出版が確認されていませんが公務員試験用のテキストは色々と出版されています。

 

文章理解用のテキストでおすすめなのがこちらです。文章理解問題の解き方のテクニックなどが記載されており、何年も前に出版されたテキストですが今も支持されている良書です。

 

 

 

時事問題のおすすめテキスト

近年の行政書士試験では時事問題も多く出題されるようになりました。
なので時事問題にも対応できるように知識をつけていきましょう。

 

時事問題におすすめのテキストは公務員試験用のテキストです。

 

 

 

 

まとめ

ここで紹介したテキストや問題集以外にも行政書士試験対策に使えそうなものはあると思います。
書店に足を運んでみて、実際に中身を確認してから購入したほうが間違いはないです。

 

ただし、これらのテキストや問題集をすべて用意する必要はありません。
全部を用意しても時間的にこなすのが難しいからです。
また一般知識は学習の効果が見えにくい科目です。
何時間も勉強したからと言ってすぐに結果に結びつくものではないので、深入りすると危険です。
自分の弱点分野や苦手科目に絞って、購入することをおすすめします。




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