行政書士試験は難関試験です。
そんな試験に合格するため、能力だけでなく時には「運」も必要となるのでしょうか。
今回は行政書士試験と「運」の関係について解説していきます。
行政書士試験に合格するは運も必要!?
行政書士試験に合格するには運も必要なのでしょうか?
私個人の意見で言えば必要です。
それだけ私にとって行政書士試験は難しい試験でした。
もちろん、「運なんか関係ない」、「実力があれば合格する」という意見もあると思います。
しかし、何年も勉強してるけどあと一歩というところで合格できないという人もいるでしょうし、あと一問正解していれば合格できた、ということもあるでしょう。
そんな合否のギリギリに位置している受験生にとっては「運」も必要となります。
答えがわからなかったけど適当に書いたものがたまたま正解した
補正措置がとられて、そのおかげで合格できた
試験直前のギリギリまで勉強した箇所が出題された
記述式の採点が例年より甘く大量得点できた
こんな風に運良く合格できたということも実際あり得るのです。
運を味方につけるには
それでは運を味方につけるにはどうすれば良いのでしょうか。
神社にお参りしますか?
パワースポットに願掛けに行きますか?
それも良いかもしれませんが、やはり努力が一番です。
ありきたりな答えにガッカリされた方もいるかもしれませんが、これが最も運を掴む有効な方法だと思います。
これは私の実体験ですが、民法の条文を勉強していて、こんな条文は出題されないだろうな、というものも一応、勉強していました。
マイナーな条文でしたが、なんと、その条文が本試験で出題されたのです。
あまりにマイナーに思える条文だったので反対に記憶に残っており、正解することができました。
私は合格基準点ギリギリでの合格だったので、その問題が不正解だったら、合格することはできなかったでしょう。
努力した者に運は訪れる
上記のように、「勉強したところがたまたま出題された」といったこともあり得ます。
また、「わからないけど当てずっぽうで選択したところが正解した」ということもあるでしょう。
しかし、適当に選択したものでもある程度は絞っているはずです。
「選択肢を2つまで絞って、勘で選んだものが当たった」といった具合に。
これは選択肢を2つまで絞れたということです。
つまり、絞ることが出来たのは自分が努力して勉強したからです。
2つの選択肢で、どちらが正解か全くわからなければ当たるかは正に運です。
しかし、そこまで導くためには自分の努力が必要なのです。
運は努力によって引き込まれると言えるのです。
最後まで諦めない
受験では何が起こるかわかりません。
試験直前に勉強したところが出題されたり、それが正解していなければ合格していなかったといこともあり得るのです。
また受験生によっては試験の途中で寝てしまったり、ぼーっとしていたり、既に諦めてしまっているような人もいます。
こういう人は当然ですが合格できません。
たまたま選んだ選択肢が当たるといったこともあります。
時間がギリギリでも最後の最後まで諦めずに挑み続けた人に運は訪れる、私はそう思います。
人事を尽くして天命を待つ
「人事を尽くして天命を待つ」とはやれる事をすべてやり、あとは運命に任せるという言葉です。
私は、この人事を尽くしてという部分が大事だと思います。
やれる事をすべてやることが大事です。
「やれる事をすべてやる」というのは口で言うのは簡単ですが、実際にやるのはとても大変なことです。
私は「もう嫌だと思うくらい勉強してやろう」と決めて勉強しました。
恐らく人生で一番勉強した時期です。
試験の前日も勉強し、試験が始まる直前まで勉強しました。
まさに人事を尽くしました。
そのおかげで好運を得られたと思うのです。
皆さんも、まずは人事を尽くしましょう。
そして
人事を尽くした全ての受験生に好運がもたらされますように・・・
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