行政書士試験の勉強をする上で頭を悩ませるのがその順番です。
そこで私の経験をもとにおすすめの勉強する順番をご紹介します。

 

 

試験科目と重要度

まずは行政書士の試験科目と出題の順番を見ていきましょう。

 

  • 基礎法学
  • 憲法
  • 行政法
  • 民法
  • 商法
  • 一般知識

 

次に配点が高い順に並べてみます。

 

  • 行政法
  • 民法
  • 一般知識
  • 憲法
  • 商法
  • 基礎法学

 

行政書士試験は行政法と民法の配点が高く重要度も高いです。
また一般知識の配点も全体の3番目に位置しており、一般知識で4割得点しなければ不合格となってしまうことから重要度は高いです。
次に憲法、商法、基礎法学と続いていきます。

 

通常の勉強する順番とは?

それでは世間一般的にはどのような順番で勉強しているのでしょうか。

 

テキストなどを見ると試験の出題順になっているものもあるので、その順番通りに勉強していく人が多いのではないかと思います。

 

また行政法の配点が多いことから行政法 ⇒ 民法という順番で勉強していく人も多いかもしれませんね。

 

反対に商法から勉強するとか一般知識から勉強するという人はあまりいないでしょう。




おすすめの勉強する順番

それでは、どんな順番で勉強していけば良いのか。
おすすめの順番をご紹介します。

 

まず法律学習が初心者だという人は、基礎法学から勉強することをおすすめします。
法律用語は一般的には馴染みのないものが多いため、まずはここから勉強して法律に慣れていきましょう。

 

次に憲法です。
憲法自体の配点は高くはないですが、条文数も少なく、また学生時代に勉強したこともあり馴染み深い科目であるため、勉強初期におすすめの科目です。
テキストによっては基礎法学がないものもあります。
その場合は憲法から進めていきましょう。

 

その次に行政法か民法になります。
このどちらを選択するかは好みになります。
というのも行政法は行政機関のルールであり、機械的なものが多いため、暗記中心ではっきり言って勉強する科目としてはつまらないです。
とは言え、行政書士試験において行政法は最も配点の多い科目です。
民法は生活に密着した法律であり、馴染みのある条文などもあります。
そのため民法のほうが比較的勉強しやすいです。

 

続いて一般知識になります。
一般知識は配点も3番目に多く、4割得点しないと不合格になってしまうので、重要な科目なのですが如何せん勉強しても得点に結びつきにくい科目でもあります。
そのため一般知識を勉強するという時間を設けるのではなく、法令科目の勉強時間の間にやるとか通勤中にやるなど隙間時間を利用して勉強するのもおすすめです。

 

最後に商法です。
商法は行政書士試験では捨て科目と言われる場合もあります。
商法は民法並みに条文数が多く範囲も膨大なのですが、出題数が少ないため、商法の学習時間を他に割り当てるという人もいます。

 

まとめると以下の順番になります。

  1. 基礎法学
  2. 憲法
  3. 行政法or民法
  4. 一般知識
  5. 商法

 

別パターンもご紹介します。

 

  1. 基礎法学
  2. 民法
  3. 行政法
  4. 憲法
  5. 一般知識
  6. 商法

これは憲法と一般知識をセットに学習する方法です。
というのも、一般知識の科目の中には政治・経済・社会があり、憲法と重なる部分があるからです。
憲法の勉強をしながら一般知識(政治・経済・社会)の学習もすることで相乗効果が見込めます。

 

まとめ

さて、いかがでしたか?
今回は行政書士試験の勉強する順番について解説させていただきました。

 

行政書士試験の勉強は時間がいくらあっても足りません。
そのため勉強する順番を決めて計画的に学習していくことが重要です。

 

以上、【行政書士試験】おすすめの勉強する順番でした。




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