試験勉強を怠ってきた時など一夜漬けでヤマをはって勉強した経験がある方もいるかと思います。
私はヤマをはって勉強することをおすすめする立場です。
今回はその理由について解説していきます。
まず、行政書士試験の勉強範囲は意外と広いもので、特に行政法、民法、商法（会社法を含む）は範囲が広く、特に民法と商法は条文数も多いです。
勉強に何年もかけられるのであれば良いですが、出来れば半年や1年で合格したいと考えている人が多いのではないでしょうか。
そうなると単純に1日の勉強時間を増やす必要があります。
しかし、なかなか勉強時間を確保できない人もいるでしょう。
とすると試験に出題されそうなところを中心に効率よく勉強していく必要があります。
通信講座や市販のテキストでも出題の可能性が高いものをピックアップしていたり、重要度別にランク分けしているものもあります。
そういった教材を使うのも有効です。
また自分でも勉強していく中で「ここは出そうだな」「ここではこういった問題が作れそうだ」といった具合に、出題されそうな箇所を意識して勉強するのも有効です。
そうすることで、より記憶にも定着します。
行政書士試験は一夜漬けでどうにかなるものではありませんが、このように出題の可能性を意識して学習していくことが大切です。
ヤマをはりながら勉強するには、ある程度の経験が必要になります。
受験勉強の経験がある人は慣れるまで、それほど時間がかからないかと思いますが、受験勉強の経験がない人は手こずるかもしれません。
そんな時は通信講座や出題率や重要度が記載されているタイプのテキストなどを利用して学習しましょう。
また、試験直前期にはヤマあて模試やヤマあて講座なども各予備校で実施されます。
それらを利用するのもおすすめです。
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