行政書士試験を受験するかたは誰しもが一発合格を目指すと思われます。
では行政書士試験の一発合格の確率はどれほどのものなのか?
一発合格できるものなのか?
受験生の皆さんは気になるトピックだと思います。
そこで今回は行政書士試験の一発合格の確率(割合)について解説していきます。
そもそも一発合格できる試験なのか
行政書士試験を受験するにあたっては一発合格を目指す人がほとんどだと思います。
何度も受験することになれば時間もお金もかかるわけですから一発合格を目指すのは当然と言えるでしょう。
では、行政書士試験は一発合格できる試験なのか?
結論から言うと、一発合格できる試験と言えるでしょう。
2回以上の受験で合格している人が多いですが実際に一発合格している人もいます。
しかし、その難易度は高いと思われます。
一発合格の確率とは
では、一発合格の確率はどれほどのものなのでしょうか。
残念ながら詳しいデータは見つけることができませんでしたので、私の周りの先生の意見を参考に検証してみます。
ほとんどの行政書士試験合格者は2回以上、受験している人が多いです。
一発合格した先生は少ないのが印象です。
特に、近年合格した行政書士に限るとほとんどの先生が2回以上の受験をしています。
一発合格したという先生は少し昔に受験した方が多い印象です。
割合で言うと、半数以上は受験2回以上だと思われます。
一発合格できる確率は30%前後ではないでしょうか。
一発合格できる人
では、一発合格した人、一発合格できる人とはどんな人なのでしょうか。
私の印象では、以下の人たちが当てはまると思われます。
勉強が得意な人
当たり前ではありますが勉強が得意な人は一発合格できる確率が高いでしょう。
試験勉強にはテクニックが必要です。
試験勉強を訓練してきた人は合格に必要な勉強テクニックや勉強方法を熟知しています。
試験に合格するためにはどんな勉強をすれば良いのかを知っているのです。
こういう勉強が得意な人は効果的な勉強を効率的におこなうことができます。
試験が得意な人
また試験が得意という人もいます。
試験が得意な人は、学んでいないことが問われる設問でも持っている知識や常識的な判断から答えたり、消去法などの解法テクニックで答えを導き出すことができます。
一発合格すると覚悟を決めた人
「一発合格できたらいいな」という人と、「絶対に一発合格する」という人では様々な面で差が生じてきます。
特に試験が近づいてくると気持ちが焦ってきたり勉強の進行が遅れ、諦めの気持ちが出てきてしまったりします。
そんな時でも諦めずに粘れるかどうかは、こういう気持ちから違いが生じます。
一発合格するための努力をした人
当たり前なことではありますが、一発合格する人は一発合格するための努力をしてきた人です。
しかし、この努力ができないため、なかなか一発合格することができないのです。
努力をせずに勉強方法やテキストなどにこだわっても合格はできないでしょう。
あくまでも努力することが一番重要なことなのです。
一発合格の確率を高めるには努力するしかありません。
一発合格を狙うなら
効果的な勉強
一発合格を狙うなら闇雲に勉強することは危険です。
効果的な勉強をしっかりとこなす必要があります。
効率的な勉強
通常、一発合格を狙うなら試験勉強する時間は長くても1年です。
この1年で、いかに効率的に勉強するかが限りある時間で一発合格する鍵となります。
時間を上手く使う
一発合格するには勉強時間をできるだけ確保しなければなりません。
そこで通勤時間や休憩時間など隙間時間を上手く使って勉強する必要があります。
予備校や通信講座を利用する
一発合格を狙うなら独学ではなく予備校や通信講座を利用するのもひとつの方法です。
勉強が得意な人や試験が得意な人は独学でも一発合格が狙えるでしょう。
しかし、そうでない人が独学で一発合格を狙うのはかなり難しいと思います。
例えば、勉強が苦手な学生や成績が良くない学生が独学で難関大学に合格できるか言えば、かなり難しいと言えるのではないでしょうか。
独学で合格することが不可能とは言いませんが、確率を上げる手段としては予備校や通信講座の利用を考慮したほうが良いです。
努力を惜しまない
一発合格を狙うなら相当の努力が必要です。
通常、2〜3回かかるところを一発で合格するわけです。
それ相応の努力が必要なのは明白です。
一発合格を狙うならば、すべてを勉強に注ぐ覚悟を決め、その努力をしっかりとしなければなりません。
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