行政書士になるには学歴が必要なのか。
行政書士として成功するには学歴が必要なのか。
これから行政書士を目指そうという人にとって気になるところだと思います。
そこで今回は行政書士と学歴の関係について解説します。

 

 

目次

 

 

 

 

行政書士を目指している人にとって
「学歴がないけど行政書士試験を受験できるのか」
「行政書士試験は学歴がなくても合格できるか」
といったところは気になると思います。

 

 

学歴がなくても受験できるか

 

まず、学歴がないけど行政書士試験を受験できるかという点についてですが、行政書士試験に受験資格はありませんので、「大卒以上」とか「高卒以上」といった学歴の壁はありません。
従って、どなたでも受験できます。
学歴は関係ありません。
中卒の方でも受験できます。

 

私が以前、行政書士試験の監督員をした時は、小学生の受験者もおりました。
安心して受験してください。

 

 

学歴がなくても合格できるか

 

次に、学歴がなくても行政書士試験に合格できるかという点についてです。

 

結論から言うと、学歴がなくても合格することはできます。
学歴ではなく、本人の努力が一番大事です。

 

現実として、大卒の人と、中卒の人では基礎知識や勉強の仕方を知っている(効率よく勉強できる)などでの差はあります。
しかし、そんなことを気にする必要はありません。

 

例えば、法律学習経験者(法学部出身など)ばかりが受験する試験に、未経験者が挑むというならば、厳しいものがあると思います。
行政書士試験は法律系試験なので、当然、法律学習経験者は有利となります。
しかし行政書士試験は法律学習未経験者でも多くの人が合格しています。
法律を初めて学ぶという人も合格しているのです。
最難関と言われる司法試験でも、学歴もない、法律の知識もない人が合格しています。
ということは、これまでの学歴よりも、これからの努力のほうが重要なのです。

 

今は、予備校や通信教育の内容が充実しており、法律学習未経験者でも問題なく勉強を始められる環境が整っています。
勉強の質と量を的確に行えば、本人の努力次第で十分、合格できる試験です。

 

 

学歴が影響するもの

 

ひとつだけ、学歴が影響しそうなものがあります。
一般知識の問題です。

 

行政書士試験は一般知識という問題が出題されます。
この一般知識問題は幅広い知識が求められる為、比較的、学歴の有無が影響するかもしれません。
というのも、一般知識の範囲が広い為、勉強して、すぐに成果が出る分野ではないのです。
なので、これまで培った知識が役に立つことは間違いありません。
もしかしたら、学歴がない人は一般知識問題でつまづいてしまう人もいるかもしれません。

 

しかし、予備校などでは個別に対策をしているところもありますし、一般知識問題の対策本なども販売されています。
これらを利用して、きちんと対策をしていけば大丈夫です。




 

 

次に、行政書士になった後に、学歴は必要になってくるのかという点です。
これは二つのパターンで、ご説明します。

 

 

開業する場合の学歴の必要性

 

まず、自分で独立し、行政書士事務所を開業する場合についてです。

 

この場合、学歴が武器になることは間違いありません。
例えば、同じ大学出身ということで、親交が深まったり、同級生に経営者が多い場合などは受注の面で有利となるでしょう。

 

しかし、それはあくまでも武器のひとつでしかありません。
学歴がないと行政書士として成功できないというわけではなく、学歴があれば、行政書士として必ず成功するというものでもありません。
むしろ、中卒で、社会人経験の長い人の方が人脈が多く有利になる場合もあるのです。

 

知識の面では、学歴のある人との差はどうしても生じてしまうでしょうが、そこは本人の努力次第でいくらでも埋められます。
ある程度の知識であれば本を読めばいくらでも得ることができますし、セミナーや勉強会に参加して積極的に学べば問題ありません。

 

しかし行政書士としての知識の差というのは埋められますが、なかなか埋められないのが、応用力です。
知識は持っているだけでは宝の持ち腐れで、その知識をいかにして依頼人の利益になるように提供できるかが重要です。
それは、学歴よりも経験であったりセンスだったりします。

 

お客様としても学歴を気にしている人はいないでしょう。
特に、中小企業の経営者の方などは学歴は役に立たないと思っている人が多いです。
それよりも、その人の魅力や付き合っていきたいと思われる人間性、利益をもたらしてくれるかといったことが重要です。
一般的なお客様としても、学歴を見て依頼するかどうかを決めるという人はほとんどいないでしょう。
それよりも、その人の経験値や誠実さ熱意などで依頼するかどうかを決めます。

 

行政書士として開業するということは、起業することと一緒です。
結局のところ、学歴ではなく実力主義なのです。

 

 

就職する場合の学歴の必要性

 

次に、どこかの行政書士事務所に就職し、雇用されて行政書士となる場合です。

 

この場合も学歴はひとつの武器となるでしょう。
同じような能力の人なら、学歴の高い人を採用する可能性が高いからです。

 

しかし、行政書士事務所の求人の多くは、即戦力を求めています。
行政書士としての業務経験があり、すぐに業務ができる人が優遇されます。
従って、学歴よりは経験が重視されるので学歴は気にすることはないでしょう。

 

行政書士業務の経験がなく、一から行政書士事務所に就職する場合は人脈が重要となってきます。
知人に行政書士事務所を開業している人がいて、人材を求めていれば経験がなくても雇用してくれる可能性は高いでしょう。
この場合もいかに人脈を形成しているかが大事なのであって、いくら学歴があっても人脈がなければ意味はありません。
つまり学歴よりも人脈です。

 

雇用されて、行政書士になった後も、学歴はほとんど関係ないと思います。
それよりも、雇用された後の本人の頑張りのほうが大事となります。

 

 

このように行政書士試験を受験する場合も、行政書士となった後も、学歴は影響を及ぼすものではありません。
受験に学歴が必要となったり、一部の試験が免除されるなどといった資格もあるなか、行政書士試験はある意味開かれた資格試験と言えるでしょう。



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