行政書士試験の一般知識では情報通信と個人情報保護が出題されます。
情報通信と個人情報保護は比較的、得点しやすい科目と言われています。
ですが情報通信については苦手とする受験生もいるのではないでしょうか。

 

そこで勉強方法や対策法を紹介しつつ行政書士試験の情報通信と個人情報保護について解説していきます。

 

 

情報通信について

情報通信の科目で問われるのは、主にコンピュータやインターネット、通信技術についてのことです。

 

この分野が好きな人や仕事としてしる人はなんてことない科目ですが、慣れない用語に苦戦する受験生も多いかと思います。
しかし、オンライン手続きや電子署名など情報通信の知識は行政書士となった後にも役立ちますので、しっかりと勉強しておくことをおすすめします。

 

 

【どんな問題が出題されるのか?】

 

平成30年度
出題なし

 

平成29年度

  • クラウドについて
  • 情報通信に関する用語

 

平成28年度

  • 人工知能
  • IoT(Internet of Things)
  • IT用語

 

平成27年度

  • 位置情報

 

平成26年度

  • インターネットによる選挙運動
  • 住民基本台帳ネットワークシステム及び住民基本台帳カード

 

 

情報通信の対策

情報通信は問題としては特に難しいことはを問われません。

 

基礎的な知識がメインですので、広く浅く知識を身につけていくと良いでしょう。

 

そこで、おすすめなのは総務省の「国民のための情報セキュリティサイト」です。

 

総務省の「国民のための情報セキュリティサイト」では情報セキュリティについての基礎的なことが学べます。また「用語辞典」があるので、そこでIT用語を確認しておくと良いでしょう。特に近年、話題になった用語は要チェックです。

 

予備校の講座や模試を利用するのもおすすめです。
予備校では、過去の試験や試験委員から予想して講座や模試を提供してくれます。

 

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【情報通信対策におすすめのテキスト】




個人情報保護について

個人情報保護からは主に、個人情報保護法や行政機関個人情報保護法、公文書管理法などから出題されます。
個人情報保護のみだけでなく住民基本台帳法や戸籍法なども関連法として出題されることもあります。

 

【どんな問題が出題されるのか?】

 

平成30年度

  • 欧州データ保護規則
  • 個人情報の保護に関する法律

 

平成29年度

  • 行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律
  • 行政機関の保有する情報の公開に関する法律
  • 情報公開・個人情報保護審査会設置法

 

平成28年度

  • 公文書管理法(公文書等の管理に関する法律)
  • 行政機関の保有する情報の公開に関する法律

 

平成27年度

  • 行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律

 

平成26年度

  • 個人情報の保護に関する法律

 

 

個人情報保護の対策

個人情報保護の対策としては、出題が予想される条文には必ず目を通しておきましょう。

 

また、個人情報保護法が改正され平成29年5月30日に施行されました。平成30年度の試験では出題される可能性が高そうですね。

 

平成30年度では個人情報保護から3問出題されました。

 

 

【個人情報保護士の勉強をするのがおすすめ】
個人情報保護法の勉強のために個人情報保護士の資格を取るのもおすすめです。

 

「個人情報保護士認定試験」は、個人情報保護法の各条文の正しい理解だけでなく、個人情報保護をとりまく幅広い知識と、安全管理体制の構築や実践を行える実力が求められる試験で、企業・団体において、従業者全員が個人情報を適切に取り扱い、積極的に有効活用できるようになるともに、その体制構築および維持管理ができる人を認定する試験です。
個人情報管理担当者に限らず、部門管理者が知っておくべき知識と、現場での実践力が試される試験内容になっていますので、個人資格としてだけでなく、企業・団体様全体での取り組みにご活用いただいています。
〜個人情報保護士会HPより〜

 

行政書士となった場合、顧客の情報を扱うこととなりますので試験のためだけでなく、実務においても個人情報保護士の知識は役立つと思われます。
行政書士試験の対策にもなり、資格も取得できるので一石二鳥です。

 

【個人情報保護対策におすすめのテキスト】




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