行政書士試験において一般知識は合否を分ける重要な科目です。
最近の一般知識では時事問題が出題されるようになってきました。
そこで有効なのは新聞と対策本です。
今回は新聞での勉強方法やおすすめの対策本などを紹介しつつ、一般知識の時事問題について解説していきます。
一般知識は時事問題が出題され始めた
近年、行政書士試験の一般知識では時事問題が出題されるようになってきました。
これは時事問題についてチェックしておいて欲しいという試験委員の狙いと思われます。
行政書士は法改正や社会情勢から業務に繋げていくスキルが必要です。
試験だけでなく、行政書士となった後も最新の情報や時事問題について情報を入れていく必要があるため、こういった問題が出題されるようになったと思われます。
平成30年度の時事問題
- 外国人技能実習制度
- 防犯カメラの設置
- 欧州データ保護規則
- 個人情報保護
平成29年度の時事問題
- 日本やアメリカ、近隣国の指導者
- 仮想通貨のビットコイン
- クラウドソーシングやクラウドファンディング、クラウドコンピューティング
平成28年度の時事問題
- 核兵器
- 改正公職選挙法
- 日本の中央政府の庁
- TPP
- 人工知能
- IoT(Internet of Things)
- ビッグデータ
平成27年度の時事問題
- 空き家問題
- ウィキリークス
時事問題は新聞やニュースで対応
時事問題の勉強の定番は新聞です。
新聞での時事問題の勉強方法としては、あまり深堀りしないことが賢明です。
深掘りしてしまうと他の科目の勉強時間が削られてしまうからです。
眺めながら、なんとなく情報を入れていくのが良いでしょう。
そこで気になったトピックや用語についてだけ調べるようにしてください。
特に情報通信や経済関係のトピックについては要チェックです。
気になる情報は切り抜きしてまとめておくと後で見返して復習がしやすくなります。
新聞を取っていないという人はネットニュースでも構いません。
しかしネットニュースは行政書士試験には出題されないようなニュースも多く掲載されているので、選別してチェックしましょう。
対策本で時事問題に対応
試験や就職の対策として時事問題用の対策本が出版されています。
これらを利用して勉強するのもおすすめです。
色々と出版されていますが公務員試験用のテキストが良いでしょう。
こちらもあまり深入りするのは危険です。
勉強の合間に息抜きのために読むような感じにしてください。
一般知識の勉強のポイントは広く浅くです。
深掘りするよりも、様々な情報に触れておきましょう。
【時事問題におすすめの対策本】
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