行政書士試験当日の流れや注意点について解説していきます。
合格のためには本試験の当日をどうやって過ごすかが重要です。
当日に慌てたりしないよう、流れや注意点などを把握しておきましょう。

 

 

 

 

試験当日の流れ

 

11:50

 試験室開放

12:20

 集合時間

12:30

 注意事項説明

13:00

 試験開始

13:30

 遅刻者入室禁止

14:30

 退室解禁

15:50

 退室禁止

16:00

 試験終了

16:15

 試験室閉鎖

 

 

 

 

試験当日の朝から会場に着くまで

 

 

行政書士試験の集合時刻は12:20です。
12:30から受験の注意事項の説明が始まりますので、それまでには席に着いていましょう。

 

行政書士の試験当日の朝は余裕を持って行動してください。
また、当日の朝は利用する交通機関の運行状況を必ず確認しましょう。
電車の遅延情報や交通渋滞などをチェックしてください。
電車を利用する人は不測の事態に備えてタクシー代など多めに現金を用意しておくことをおすすめします。
試験会場への到着は試験開始1時間前の12時には到着するように家を出ましょう。
電車やバスを利用する人は最寄りの駅やバス停に12時ではなく、会場に12時に着くようにです。
会場によっては駅などから少し離れたところにある会場もあり、大学などは敷地が広いので意外と移動に時間がかかります。
また自宅から試験会場まで遠い方は、試験開始の2時間前の11時頃を目安にするのをおすすめします。
試験会場まで遠い方は交通機関の影響を受けやすいので、何かあっても試験開始までに到着できるようにしておくのが良いからです。
しかし、早く着きすぎても会場に入れませんので、特に交通機関の遅れもなく早く着いてしまった場合のことも想定して近くにカフェなど時間を潰す場所があるかリサーチしておきましょう。

 

家を出る前に、持ち物のチェックもしておいてください。

 

 

当日の朝食や昼食について

 

 

行政書士試験は13:00から始まるので当日の朝食や昼食の取り方が少し難しいです。
私のおすすめは、朝食は少し遅めに食べます。
9〜10時頃がベストです。
このときは、普通通りに食べます。
そして昼食は12時頃、会場で食べます。
食べるといっても菓子パンやゼリー系の栄養補助食品、チョコレートなど、軽めのものを食べるのが良いでしょう。
行政書士試験は13時からなので、昼食をしっかりと食べてしまうと眠くなります。
かといって、昼食を抜いてしまうのはNGです。
行政書士試験は13時〜16時までの3時間で意外と長く、脳もかなりのエネルギーを使うので途中でお腹が空いてしまったりエネルギー切れになってしまったりします。
そこで、満腹で眠くならないもので且つエネルギーが持続しやすいゼリー系の栄養補助食品やチョコレートなどを食べておくのがポイントです。
特に制限やこだわりのない方は、この方法がおすすめです。

 

 

会場に着いたら

 

試験会場に着いてから試験開始まで勉強するか、それとも脳を休ませてコンディションを整えておくかは個人のやり方にお任せします。
ちなみに私は開始ギリギリまで勉強しました。
脳を試験モードにするためと、ギリギリまで勉強したところが試験で出ることもあるからです。
また私が合格した年の目標は「これ以上勉強できない」と思えるほど勉強することだったので直前まで勉強していました。
試験直前の勉強はテキストを読んだりノート見たりと総復習するのが良いでしょう。
色々持参しても、やれる時間も限られていますし重くなるだけなので自分が使い慣れたものを厳選して持っていきましょう。

 

また、この時に飴やチョコレートなどを食べてエネルギー補給しておくことをおすすめします。
水分はトイレに行きたくなるのでほどほどにしておき、12:30から試験の説明が始まりますので、それまでにトイレを済ませておきましょう。




試験の注意点

 

【途中退室できない時間がある】
行政書士試験は3時間という長丁場ですが、途中で試験場を退室することに制限があります。
行政書士試験は試験開始から14:30までと試験終了前10分間は退室できません。
試験開始は13:00なので、13:00から14:30の1時間半と15:50から16:00までの10分間は途中で退室することができないので注意してください。。

 

【途中退室禁止の時間帯】

13:00〜14:30
15:50〜16:00

 

途中退室禁止時間帯に退室した者は受験放棄とみなされ、欠席扱いとされます。
合否決定通知書も送付されない、という厳しい措置が取られます。

 

また、試験問題は試験が終了するまで持ち帰ることはできませんので、途中で退室してもその時は問題を持ち帰れません。途中退室した人で試験問題をもらいたい人は、試験終了後、試験室で受け取ることになります。
16:15を過ぎると、片づけられて受け取れないことがありますので注意ください。
答案用紙は欠席者の分も回収されますので、いかなる場合も持ち帰れません。

 

 

 

試験中のトイレについて

 

 

上記のように試験開始の13:00〜14:30までの1時間半と試験終了前10分間は退出することができません。
また試験時間中に席を離れることも原則として認められていません。
しかし、途中退出禁止時間帯を除いた試験時間中、やむを得ずトイレに行く場合や、体調が悪くなった場合には、試験監督員に合図をして、付き添いのもとに退出することができます。
その場合は必ず試験監督員に合図をして、その指示に従ってください。
くれぐれも勝手に退出しないように。

 

しかし、試験中はトイレに行かなくてもいいように事前に済ませておきましょう。
12:30から試験の説明が始まるので、それまでに。
トイレが近い人や心配な人は、水分を控えたり薬を利用するなど対策をしておくことをおすすめします。

 

会場の規模にもよりますが、試験中にトイレに行く受験生は意外と多いです。
受験時代も試験官を務めているときにも思いましたが、本当に多いです。
もちろん生理現象なので仕方ないことですから、行きたくなったときは行くべきです。
しかし、トイレに行くことで時間をロスしてしまいます。
トイレの場所や会場の広さなどによって違いはありますが、数分はロスします。
これは非常にもったいないです!
行政書士試験は時間との勝負でもありますから、できるだけ対策や準備をしてトイレに行かなくてもいいようにしておきましょう。

 

トイレと言えば私が受験時代はこんなことがありました。
トイレに行く場合、受験生は手を上げ試験官に付き添われていくことになりますが、近くでそういう受験生がいると意外と気になったりします。
また試験会場の座席によっては自分が席を立たないと隣の受験生が出れない会場もあります。
私が受験した会場は300人規模の大きな会場でした。
席数は多いのですが前後の間隔は狭い会場でした。
大体の会場は3〜4人掛けの長机の両端に1名ずつ座ります。
私の会場もそうで、3人掛けの長机の両端に1名ずつ座り真ん中の席が空いている状態でした。
私の席は、窓側の列で机と机の間の通路側。
しかし、私の隣の席は、窓側の壁にぴったりとくっついていましたので、その方が席を外すときは私が立ち上がり、どかないと出れないわけです。
試験が始まる前はそんなこと全然気にしていませんでしたが、試験も中ほどの時、隣の受験生がトイレに行くため席を立ったのです。
試験官の指示に従い私も立ち上がり、その方を通しました。
私は予想外のことで集中力が途切れてしまいました。
急いで、集中し直し問題に取り組みました。
しかし、私はすっかり忘れていたのです。
そうです。
その方が戻ってくるということを・・・。
トイレを済ませてきたその受験生を席に戻すため私は再び試験を中断し立ち上がりました。
仕方のないことですが、そんなことでも気になって集中力が途切れるなんてこともありうるのです。

 

 

 

家に帰るまでが試験

 

 

「家に帰るまでが遠足」
そんな言葉がありますが試験にも同じようなことが言えます。
試験が終わると全てを出し切っているので放心状態のような感じになります。
また、あの問題はあっちが正解だったかも、などと試験のことがとても気になると思います。
放心状態で試験のことを考えながら帰っていると、事故に遭う危険性があります。
つまらない怪我などをしないよう帰宅中も十分気を付けて帰ってください。

 

 

 

 

 

 

 




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