行政書士については、名前は知っているものの、具体的に何をしているのか実はわからないという人も多いのではないでしょうか。
行政書士の仕事内容や業務について現役行政書士がわかりやすく解説します。
また行政書士の一日のスケジュールなども紹介します。
これから資格を目指す人の参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

行政書士の仕事内容は書類の作成

 

 

行政書士の主な仕事は官公署に提出する書類の作成・提出・相談。
この3つが基本です。

 

ご自身の生活でも、役所などに届出を行ったことがあると思います。
その書類の作成や提出を行えるのは行政書士だけです。
簡単な届出などは自分でもできますが、建設業許可や運送業許可などは書類も複雑となり、素人が作成するのはハードルが高いものもあります。
そういった書類の作成や提出を代わりにしてくれるのが行政書士なのです。

 

 

 

 

行政書士の業務は大きくわけると2つ

 

行政書士業務については大きく2つに分けることができます。

 

ひとつが許認可系です。
行政書士の王道の業務と言えます。
代表的なのは建設業許可、風営法関連、自動車関連などです。
行政書士はこれらの書類作成や提出の代理、作成における相談などを行います。
1日で終わる案件もあれば数か月から何年もかかる案件もあります。

 

もうひとつが民事系です。
これは例えば、遺言書の作成や相続手続き、離婚協議書の作成、内容証明などです。
遺言や相続の関心も高まったことから、民事系を専門とする行政書士も増えました。

 

また、行政書士だけで行える案件もあれば、他士業などとと連携して行う案件もあります。

 

例えば、遺言書には自筆証書遺言、公正証書遺言などがあります。
自筆証書遺言については、遺言者の方と打ち合わせしながら、作成していくことになりますが、公正証書遺言の場合はさらに公証人と連携して作成していくことになります。
また相続手続きについては、登記関連は司法書士、税金関連は税理士、紛争性の高いものは弁護士、などと他士業と連携していくわけです。

 

許認可業務は比較的、行政書士だけで行うことができます。
お客様や関係官公署と連絡を取りながら、申請又は届出の書類を作成し、提出の代理をします。
不備があれば補正することもありますし、法的根拠を提示し行政と交渉することもあります。

 

また、特定行政書士に認定されれば、行政の不許可などについて不服申し立てすることもできます。

 

提出書類は、その申請などにより提出枚数が異なります。
数枚でいいものから何十枚もの添付書類が必要なものもあります。
書類が膨大になるとスーツケースに入れて持ち運ぶ、なんてことも!

 

 

近年はコンサルティング業務も増えている

行政書士業務は書類作成や提出の代理だけに留まりません。
相談業務やコンサルティング業務も行います。
例えば会社設立については、ただ設立のお手伝いをするだけでなく、助成金の紹介や会社運営のアドバイスなども行います。
建設業許可についても、許可を取って終わりではなく、更新のお知らせをしたり、会社の成長にとってメリットがありそうな他の許可をご案内したりします。
顧客の利益となるアドバイスをして成長の手助けをしていくのも行政書士の仕事となっています。




とある行政書士の一日

 

8:30 事務所へ
まずメールチェックや返信、郵便物の確認をします

 

9:00 営業開始
顧客への連絡やアポ取りなどを行います

 

10:00 官公署などへ出向く
必要書類の収集や申請書の提出などを行います

 

12:00 顧客とランチミーティング
ランチはお客様と食べながらついでにミーティングや打ち合わせをすることもあります

 

13:00 顧客回り
申請書の打ち合わせや必要書類を収集したり、お客様のところへ出向きます

 

17:00〜18:00 事務所に戻る
夕方くらいに事務所に戻り、またメールの返信などを行います

 

19:00〜 申請書の作成
一通りの作業を終えたら依頼を頂いた申請書の作成に取り掛かります

 

行政書士というと事務仕事のイメージを持っている方もいるかと思いますが、ご覧の通り、意外と行政書士の仕事というのは外出が多いです。
忙しい行政書士だと、平日のほとんどは外出しており、書類作成などの事務仕事は土日に行うという人もいます。



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