学生の方で行政書士事務所でアルバイトしてみたいという人もいるかと思います。
またアルバイトしながら行政書士を目指したいという学生もいるでしょう。
実際にアルバイトをしてみて行政書士という仕事はどんな仕事なのか触れておくのはとても良いことだと思います。
そこで行政書士事務所で学生がアルバイトすることについて解説していきます。

 

 

 

 

学生が行政書士事務所でアルバイトするのは難しい

 

 

結論から言うと、学生が行政書士事務所でアルバイトするのは難しいと言えるでしょう。

 

 

時間的制約

 

行政書士事務所の多くは平日の日中に営業しており、土日休みです。
学生がアルバイトできるのは平日の夕方以降か土日だと思いますので、アルバイトできるのは平日の夕方以降だけということになります。
事務所によって様々ですが、基本的には事務員やアルバイトは17:00や18:00までというところが多いです。
この時間に官公署も閉まるので。
とすると行政書士事務所でアルバイトできても2、3時間程度となってしまいます。

 

 

求人が少ない

 

行政書士事務所の求人はそれほど多くありません。
行政書士の多くはひとり事務所が多いので。
飲食店などに比べると、その差は歴然だと思います。
少ない求人の中から自分の条件に合った事務所を見つけるのはなかなか困難でしょう。

 

 

学生より社会人が欲しい

 

行政書士事務所としては即戦力を求めているところが多いと思います。
事務経験があり、社会人経験がある人が優遇される傾向があります。
一から事務仕事やビジネスマナーを教えるよりも、経験者を雇用したほうが早いからです。
また学生の場合、授業やテストなど優先すべきものがあります。
そのため、学生は雇用しづらいという状況なのです。

 

 

学生の求人が全くないわけではない

 

なかなか厳しい学生の求人状況ですが、求人が全くないというわけでもありません。
法学部や法科大学院生、行政書士を目指している学生のアルバイトを受け入れている事務所もあります。
また、アルバイト時間も3時間からOKという事務所もありますし、土日に営業している事務所も存在します。
行政書士事務所でアルバイトしてみたいという学生は根気よく探してみると良いでしょう。

 

 

夜間の学校に通学している学生はおすすめ

 

昼間に学校に通うのではなく夜間の学校に通っている方もいるかと思います。
そういった学生は昼間に働いている人が多いでしょう。
そんな学生にとっては行政書士事務所のアルバイトはおすすめです。
昼間に行政書士事務所で働き、夜に授業を受けるというスタイルが可能です。




他士業の事務所でもOK

 

行政書士事務所ではなく、他の士業の事務所でアルバイトするのもありだと思います。
行政書士事務所だけでなく他士業の事務所まで広げると求人も多くなるでしょう。
また他士業との人脈を築くという面でもメリットがあります。
行政書士は他士業との交流も多く行政書士ができない業務は専門の士業の依頼します。
他士業とネットワークを作り、共同で仕事を受注することもあります。
なので他士業との人脈は意外と重要なんです。

 

 

学生のうちに経験と資格を

 

将来、行政書士になりたいという学生は今のうちに資格を取ってしまった方が良いと思います。
行政書士試験には一般知識という問題があり、これが結構曲者なんです。
具体的には、政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解といった内容です。
政治・経済・社会については学生のほうが知識が残っていると思いますので有利だと思います。
文章理解も現代文のような問題なので、学生の方はやりやすいでしょう。

 

そして行政書士事務所でアルバイトができれば、働きながら行政書士に何が必要なのかが見えてくると思います。
その経験から逆算して今、何をすべきかということがわかります。
そういった情報はモチベーションアップにも繋がるでしょう。




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