行政書士の資格を目指している方でアルバイトしながら資格の勉強をしている方もいるかと思います。

 

どうせなら行政書士事務所でアルバイトしながら勉強をしたいという人もいるのではないでしょうか。
そのほうが業務内容や仕事を覚えれますし、開業する際にも経験を活かすことができます。

 

ということで行政書士の求人についてメリットや給料のことなどをご紹介します。

 

 

 

 

バイトしながら行政書士は目指せるのか

 

 

行政書士試験は合格率が平均8〜9%と、一般的に難関と言われる資格試験です。

 

個人差はありますが1日、2〜3時間の勉強時間は確保したいところです。
その時間を確保できるなら、アルバイトしながらでも十分、合格を目指せると思います。

 

そもそも、行政書士試験は30〜50代の社会人が多く受験しています。
フルタイムで勤務しながら行政書士を目指している人が沢山います。

 

普通に働いていると、なかなかまとまった勉強時間が取れません。
そこで通勤中や休憩時間などの隙間時間を利用して勉強するのがよいでしょう。

 

 

行政書士事務所でアルバイトするメリット

 

 

 

行政書士のことがわかる

 

行政書士という職業のことを知っている人は多いですが、実際に何をやっているのかはわからないという人が多くいます。
また業務内容のことを理解していても、いまいちイメージがつかないという人もいるのではないでしょうか?

 

私も正直、漠然としたイメージのまま、この世界に飛び込みました。
そういう方も多いと思いますが、やはり行政書士という職業についてもっとよく知りたいと思うでしょう。

 

そこで行政書士事務所で働くことのメリットが出てきます。
行政書士事務所でアルバイトしながら資格を目指せば、行政書士のこともわかるし給料も貰えるという一石二鳥です。

 

実際に現場に身を投じることで行政書士の業務だけでなく苦労や喜び、やりがいといったことを間近で感じることができるでしょう。

 

 

業務や仕事が覚えられる

 

行政書士事務所でアルバイトをすれば実際に業務に携わることになりますので、行政書士も仕事の経験が得られます。

 

これは今後、行政書士として生きていく上で非常に貴重な経験となるでしょう。
独立する場合でも、どこかの事務所に就職する場合でも実務経験があるということは有利になります。

 

行政書士は登録すれば実務経験がなくても開業できる職業です。
研修期間というものがないので、みんな実務を覚えながら仕事をしていきます。
そこで実務経験が既にあるというのは他の行政書士より一歩も二歩も先をいけることを意味しています。

 

 

人脈ができる

 

人脈ができるというのもメリットです。

 

行政書士は人脈(コネクション)が非常に重要な職業です。
全く、人脈がない状態からでも、行政書士となって活躍していくことはできます。
しかし、人脈はないよりあったほうが絶対に良いです。

 

行政書士事務所でアルバイトをすれば、行政書士や弁護士、司法書士、税理士といった他の士業の方たちとも知り合いになれます。
業務に携わっていれば、建設業や運送業といった様々な業界との繋がりもできます。
こういった繋がりがあれば、行政書士として独立した時もとても有利となります。

 

 

行政書士事務所でアルバイトするデメリット

 

求人が少ない

 

今度は、行政書士事務所でアルバイトするデメリットについて解説します。

 

まず、行政書士事務所の求人は少ないと世間的には言われています。
この求人には2つあって、1つは事務員としての求人。
もう1つは行政書士としての求人です。

 

行政書士として求人は確かに多くないのですが、事務員や補助者としての求人は少なくありません。
ただ、一般事務自体のの求人は世の中に沢山ありますが、それを行政書士事務所に限定すると、数はかなり絞られてしまうでしょう。

 

また事務員や補助者を募集するような大きな事務所は一般的に都市部に集中しています。
地方だと個人事務所が多いので、都市部以外となると求人の数は限られてくると思います。

 

 

時間的制約

 

行政書士事務所でのアルバイトは一般的に事務職です。
なので通常は9:00〜17:00頃までのフルタイム勤務となります。

 

また労働日数は週3日以上としているところが多いです。
従って、行政書士試験の勉強に比重を置きたいという人は少し難しいかもしれません。

 

しかし、短時間の求人が全くないわけではないし、3〜4時間のアルバイトやパートを募集しているところもあります。
資格の取得のために勉強している旨を相談すれば応じてくれる事務所もあります。
ダメもとでも相談してみましょう。

 

それと行政書士事務所は通常、土日祝日が休みなので、平日に他の仕事をして土日に行政書士事務所で働くということも難しいです。
ただ、これも全くないというわけではなく土日も営業している事務所もあります。

 

 

事務所の顧客には手を出せない

 

行政書士事務所でアルバイトすると様々な業界の人と繋がり、人脈ができます。

 

その人脈は自分が行政書士となった時に活かされますが、勤務先だった事務所の顧客を取るということは難しくなります。
やはり、お世話になった先生の顧客なので、その顧客達に営業はしずらいでしょうし依頼が来ても受けづらいと思います。

 

独立してしまえば、同じフィールドに立っているのだから遠慮はいらない、という人もいます。
しかし、こういった仁義は大事ですし、何より狭い業界なので、あまり変な噂が立つようなことは避けたいところです。

 

 

ただの雑用になる可能性も

 

事務所によっては仕事内容が実務的なことではなく、受付や外回り、経理などの雑用の場合もあります。

 

特にベテランの事務員が沢山いる事務所だと、その傾向があります。
そのような事務所だと、アルバイトの仕事が雑用ばかりで想像していたものと違うと感じることもあるでしょう。

 

こういった理由から行政書士事務所でアルバイトするのは意味がないと否定的な意見もあります。
しかし、私はそうは思いません。

 

何故なら、それも行政書士の仕事だからです

 

行政書士として独立すれば最初は何でも自分でやらなければなりません。
初めは慣れないこともあり、戸惑うこともあります。
行政書士事務所での経験があれば、それも行政書士の仕事だと受け入れることができるし、戸惑うこともなく作業することができるでしょう。




給料や時給などの待遇

 

 

行政書士のアルバイトは一般的な事務職と同じくらいの給料となります。

 

一般事務の時給平均

東京や大阪といった大都市1,000〜1,100円
大都市近郊の都市900〜1,000円
地方都市800〜900円

大体、この金額になると思います。

 

実際、行政書士事務所の求人を見てみると
東京や大阪といった都市で、1,000〜1,500円。
地方だと800〜1,300円ほどです。
行政書士事務所だからといって高いわけでも、低いわけでもありません。

 

時給に関しては他の事務職と一緒でスキルがあれば高くなります。
また、行政書士の資格があると時給が上がるところもあります。

 

 

アルバイトに必要なスキル

 

運転免許

 

書類の提出や収集などで外回りすることもあります。
市役所や県庁、運輸局といった官公署を回ることもありますので車の運転免許があった方がいいでしょう。

 

東京や大阪といった大都市の場合は公共交通機関で回れなくもありませんが、大都市以外であれば車が必要となるでしょう。
実際に運転免許を応募条件としている事務所も多いです。

 

大都市であっても運転免許は持っておくと採用されやすくなります。
時には他県に行くこともありますし、現地調査で車でなければ行けないようなところへ出向くこともあるからです。

 

 

簿記・会計

 

事務と言えば簿記・会計ですが、それは行政書士事務所であっても同じです。

 

経理や会計処理が業務となることが多いので、簿記の資格を取得しておくと良いでしょう。
また会計事務の経験があると優遇されます。

 

簿記は3級まで取得していれば問題ありません。
一般事務なので、それほど複雑な会計はありませんし、ソフトを使えば簡単に出来ます。

 

 

PCスキル

 

 

PCスキルは事務職として必要最低限、身につけておかなければならないものです。
PC(パソコン)で作業できなければ、まず雇ってくれません。

 

PCスキルと言ってもネットが見れるとかのレベルじゃないですよ。
かといってプログラミングとかをするわけではないので専門知識などは入りません。
どの程度のPCスキルが必要かというと、Word、Excel、PowerPoint、メールが使えれば問題ないです。
これも難しいのですが、それらを使ったことがあるというレベルだと少しきついかもしれません。
PDFに対応できるとか、SUM関数が使えるとか、メールを暗号化して送れるとか、そのくらいのレベルです。

 

会計のソフトも使えると尚、良いです。
また当たり前ですが、変換ミスやミスタイプが多かったり、校閲ができてない人は業務に支障が出るので続けていくのは難しいでしょう。

 

 

図面作成のスキル

 

行政書士の業務では図面を作成することがあります。
これは、その事務所がどんな分野を専門としているかにもよりますが、図面作成の経験があれば優遇される可能性があります。
図面作成と言っても、定規などで手描きで作成するのではなくCADソフトなどを使ってPCで作成します。

 

 

総務、事務の経験

 

事務所側も即戦力が欲しいので、総務や事務の経験者が優遇されます。
また接客や電話対応をすることになるので、言葉遣いやビジネスマナーなどお客様に失礼のないよう対応できる人材が求められています。

 

必ずしも経験がある必要はありませんが、最低限、学んでおく必要はあります。

 

 

学歴や年齢

 

学歴に関しては、不問としているところが多いです。
学歴を応募条件にしている事務所もありますが、大体は短大卒以上としています。

 

また国際業務を専門としているところは外国語に対応できることを応募条件としている事務所もあります。
必須というわけではありませんが、英語や中国語、タガログ語などが話せると重宝されます。

 

年齢に関しては制限を設けている事務所もあります。
しかし、ほとんどの事務所は設けていません。
40代や50代の方でも採用されるかは、能力次第なので年齢はあまり気にすることはないでしょう。

 

 

最後に

 

 

行政書士事務所の求人は少ないと言われています。
しかし、事務員に関しては言われているほど少なくはないと思います。
ただ、世間に一般事務の求人は数多くあるので、行政書士事務所に絞ると、だいぶ少ないと感じるかもしれません。

 

なので求人を出していない事務所でも、アルバイトしてみたい事務所があったら連絡してみるのも良いと思います。

 

「業務拡大するのでこれから募集しようと思っていた」

 

「急に事務員が辞めることになった」

 

そんなこともあるからです。

 

私はもし、可能なら行政書士事務所でアルバイトしながら資格の取得を目指していくという選択肢もありだと思います。
そこでの経験が行政書士となった時に活かせるからです。
何より行政書士という職業や仕事を身近で感じられます。
そして、そこで培った師匠、仲間といった関係は多くのものをもたらしてくれるでしょう。

 

行政書士事務所でアルバイトを考えている人は良い事務所が見つかることを祈っております。
頑張ってください。




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