行政書士試験の前日は当日に慌てることのないようしっかりと準備しておく必要があります。
また緊張したりして眠れないこともあるでしょう。
そこで今回は行政書士試験の前日の過ごし方や、持ち物など前日にしておくべき準備などについてご紹介します。
前日はコンディションを整えることに集中
行政書士試験の前日は勉強よりも、当日にベストコンディションになるよう調整しましょう。
前日の勉強も大事ですが、まずはコンディションを整えることが一番です。
試験当日、体調を崩してしまったら実力を発揮できません。それでは元も子もありませんからね。当日に実力を発揮できるよう、その為の準備を前日にしっかりとやることが重要です。
また、社会人の方は前日のお仕事はなるべく休みをもらいましょう。
仕事上のトラブルで帰りが遅くなってしまうことも考えられますし、受験の持ち物などで必要なものをうっかり用意し忘れていたときに対応できません。
前日のうちに持ち物の確認しておく
持ち物の準備は当日ではなく必ず前日にしましょう。
また、前日でも夜ではなく午前中に準備してください。夜に準備してしまうと、もし足りないものがあった場合に対応ができない可能性があるからです。
時計の電池も早めに確認しておきましょう。もし夜に確認して時計の電池が切れてしまっても対応できない場合があります。
また、できれば持ち物をチェックリストにして前日の夜と当日の朝と2回確認してください。
主な持ち物
受験票
受験案内
勉強道具(使い慣れたテキストなどを厳選して)
現金(不測の事態の備えて多めに)
携帯電話
腕時計(置時計は不可、計算機能など付いていないもの)
筆記用具(鉛筆、シャーペン、消しゴム(2〜3個)、蛍光ペン)
昼食(菓子パン、栄養補助食品、チョコレート、飴など)
飲みもの(普段の見慣れているもの)
カフェイン飲料(眠気防止)
ひざ掛け
雨具
メガネ
テキストやノート
常備薬
ハンカチ
ティッシュ
目薬
シャーペンを使う方は、中の芯の確認もしましょう。
また、当日シャーペンが壊れてしまう可能性もあるので、予備や鉛筆も用意しておいたほうが良いです。
会場までのルートの確認しておく
会場までのルートは前日までに確認しておきましょう。
公共の交通機関を利用する方は乗り換えなども確認し、当日に迷うことのないようにしておきます。
また、前日と当日の朝に運行状況も確認してください。運行状況によっては、タクシーなどを利用する場合もありますので、現金も多めに用意しておきましょう。
電車やバスなどを利用する人は最寄りの駅やバス停から会場までのルートも確認しておくことをおすすめします。会場によっては駅やバス停から距離があるところもありますし、大学などの会場は敷地が広いので意外と時間がかかります。
出来る事なら一度、下見に行くのが良いでしょう。
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試験会場を下見する
普段通りの食事を心掛ける
前日は食べ慣れていないものは避けて普段通りの食事をしましょう。
試験に勝つ!といって、あまり食べないトンカツを食べて胃もたれを起こしてしまった人もいます。
また一番怖いのは食中毒です。
生ものは極力控えて、お肉などもよく火を通して食べるようにしてください。菌によっては潜伏期間もありますので、試験前1週間は外食を避け食中毒にならないように注意しましょう。
前日の勉強はほどほどに
前日の勉強は、ほどほどにしましょう。
勉強に集中して夜中になってしまった、なんてことのないよう特に夜の勉強は控えてください。まずは持ち物の準備や会場へのルート確認などを万全にし、余裕があれば勉強するという気持ちくらいで大丈夫です。
前日の勉強は新しいことや苦手科目などは勉強せず、全体の総復習など記憶を呼び覚ます作業が良いでしょう。新しいことをし始めたり苦手科目の勉強をすると、気になってどんどん時間が経ってしまいます。また苦手科目は不安を大きくしたり、自信を無くす原因になるので極力控えたほうが良いです。
早めの就寝
行政書士の本試験は13時からですが、前日は早めに就寝するのが良いでしょう。
勉強したい気持ちもわかりますが、当日に備えて脳を休めておくことをおすすめします。
寝れないときは、次の方法を試してみてください。
【温めた牛乳を飲んでみる】
牛乳には睡眠を促すトリプトファンと神経を鎮める作用のあるカルシウムが豊富に含まれています。
温めた牛乳にしょうが汁と黒砂糖を入れたものを飲むと眠りにつきやすくなります。また夕食を牛乳を使ったメニューにするのもおすすめです。
【足浴】
足浴は全身浴と同じぐらいに身体を温める効果があるといわれています。
また副交感神経系への効果により、リラクゼーション、睡眠、血液循環を促進する可能性があることが証明されています。人は体温が下がる時に眠くなって、体温が上昇する時に目覚める仕組みになっていますので足を温めることでその後の体温低下により眠りを誘います。
【足裏マッサージ】
足の裏には睡眠を促すツボがあります。
ゴルフボールなどを土踏まずにつけて、少し痛いくらいの強さで縦方向にごろごろと転がすのが効果的です。
【寝れなくても横になる】
もし、それでも寝れなくても焦らないでください。
眼を閉じて横になっているだけでも十分休めます。
いよいよ、試験前日となりました。
試験前日は、とにかく、本試験当日のための準備をしっかりと行ってください。
体調管理、持ち物、ルートの確認などをして、明日の本番に備えましょう。
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