残念ながら行政書士試験に合格できなかったけど、リベンジしたい!という人のために私が実践したリベンジ方法を紹介します。

 

 

 

 

なぜ合格できなかったのか分析しよう

 

リベンジを果たすには何が足りなかったのかを分析し、その部分を改善する必要があります。

 

まずは、前回の試験でなぜ合格できなかったのかを分析してみましょう。

 

大抵の場合、不合格となった理由は以下のパターンです。

 

・試験で実力を発揮できなかった
・勉強時間が足りなかった
・勉強の方法を間違えた
・その両方

 

このどれに自分が当てはまるのかを検討し、対策を練っていきましょう。

 

 

 

勉強時間を増やしてリベンジ

 

行政書士試験にリベンジを果たすには、上記で分析したことをもとに対策を講じていく必要があります。

 

明らかに勉強時間が足りなかった場合、単純に勉強時間を増やすことで対策できます。

 

既に、相当の時間、勉強しているので、次回はそれほど勉強しなくても良いと考える人もいるかもしれませんが、その考えは危険です。勉強したことは次第に忘れてしまうので、勉強時間が足りないと前回よりも成績が落ちる可能性があり、それではリベンジどころではありません。むしろ前回よりも勉強時間を増やした方が良いでしょう。

 

しかし、時間を確保できなかった問題点を改善しないと結局、前回と同様の間違いを犯す危険性があります。なぜ勉強時間を確保できなかったのか、どうすれば勉強時間を増やすことができるのかなどを検討しましょう。

 

私の場合、自宅で勉強することをやめ、カフェなどを利用して学習するスタイルに変更しました。自宅でももちろん問題ないのですが、私は自宅だと他のことが気になったり、誘惑も多いため、外で勉強することにしました。これで勉強に集中することができ、以前より勉強時間を確保することができました。

 

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勉強方法を正してリベンジ

 

次に勉強の方法を間違えた場合です。

 

勉強時間は十分に確保したのに、不合格になってしまった場合は、勉強の方法に問題があるかもしれません。

 

まずは、前回の試験や模試のデータを見て見ましょう。そこから自分の苦手分野などを見つけ、その対策がしっかりと出来たのかどうかを検討します。対策が出来ていなかったとしたら、どうすれば改善できるか考えましょう。例えば、民法の得点が悪かったとしたら、次回は民法に重点をおくことになりますが、具体的に民法の何が駄目だったのかを見極めてください。民法の特定の科目が苦手なのか、それとも記述式が苦手なのか。記述式が苦手なら、予備校などの個別対策を利用するとか、記述式専用の問題集を使うなどの対策を考えてください。

 

また、何度か、このサイトでも記事にしていますが、テキストや問題集などばかりに目がいき、条文そのものの勉強が疎かになっていませんか?条文を勉強することは基礎中の基礎です。条文を理解し、覚える。単純なことですが、単純すぎて疎かになっている場合があります。心当たりがある人は、もう一度初心に戻って条文の学習から始めるのも良いと思います。

 

上記のように勉強時間が足りなかった場合、または勉強の方法を間違えていた場合とありますが、この両方ということもあります。

 

私の場合は、これでした。

 

まず、勉強方法ですが、セオリー通りテキストと過去問題集を中心に学習していましたが、肝心の条文の学習が疎かになっていると感じました。特に民法の条文です。民法の条文は1,000条以上あるため、一つ一つ学習していくのは、かなり大変です。しかし、そういった地道な努力から逃げてばかりでは合格はつかめません。

 

勉強時間に関しては、合格に必要と言われている勉強時間はこなしていました。しかし、それでも合格できる保証はどこにもありません。本当に合格したいのなら、勉強できる時間はすべて勉強にあてて、出来る限り勉強すべきです。

 

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行政書士試験で使える条文の覚え方

 

 

 

本番の対策をしてリベンジ

 

最後に試験で実力を発揮できなかった場合です。

 

行政書士試験は3時間の長丁場で実施されますし、独特の緊張感があります。試験当日の対策を練っていなかった人は、実力を発揮することができずに悔しい思いをしたかもしれませんね。

 

私が実践したリベンジ方法は、問題を解くスピードを考慮したことと、解く順番について対策したことです。

 

問題を解くスピードについてですが、行政書士試験は3時間という長丁場ですが、マークする時間や見直す時間を考慮すると1問あたり2分ちょっとで解かなければなりません。これは結構きつい時間です。少しでもつまづくと、他の問題を解く時間がなくなっていきます。そこで私が実践したのは、選択肢を全部読まないという方法です。例えば、選択肢1から順に読んでいき、選択肢3が正解だと思ったら残りの4と5は読まずに次の問題に取り掛かります。これだけでも、かなり時間の節約になります。

 

次に解く順番ですが、行政書士試験で最も配点の高い問題は記述式です。1問で20点、これが3問なので60点分の配点があります。これだけで合格基準点の?です。つまり記述式でどれだけ得点できるかが、合否を分けると言っても過言ではありません。

 

また、行政書士試験は一般知識問題があり、これで4割得点できないと足切りとなってしまいます。一般知識のなかで、文章理解という問題がありますが、これは比較的得点しやすい問題と言われています。しかし文章理解はかなりエネルギーを使う問題です。その文章理解は例年、問題58、59、60で出題されるので、順番通り解くと一番最後になります。得点しやすいのに、エネルギーを使う問題を最後に回すのは得策ではありませんよね。そこで私はまず、一番最初に記述式を解き、次に文章理解を解きました。これで、重要な問題を頭の疲労もなく、残り時間に慌てることなく、解くことができました。

 

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さて、いかがでしたでしょうか。
リベンジを果たす方法はいくつかありますが、まずは自己分析をしてみましょう。そこで見つけた問題点を改善していくのが、リベンジの一番の近道です!
上記の私が実践した方法も参考にしてみてくださいね!




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