行政書士試験合格の手引き 〜合格後の開業を見据えて〜

タイトルに込めた想い

 

私が行政書士試験に合格し、行政書士開業してから、受験生やこれから開業しようとしている方にもよく会うようになりましたが、1番多い質問は受験のことと、どうすれば開業後軌道に乗せられるかということでした。

 

私自身もそんな悩みをもっていたので、気持ちがよくわかります。

 

相談を受けると、何かの縁で知り合ったわけですし、その人には成功して欲しいとできる限りのアドバイスをしてきました。

 

私自身、開業当初に痛感したのは「行政書士試験の対策だけでなく、開業し事務所運営を軌道に乗せるまでを見据えた情報サイトがあれば・・・」という想いです。

 

 

 

 

そんな思いが芽生えたのは、自分自身が行政書士事務所を開業して、軌道に乗るまで、とても苦労したから。

 

巷では、よく

 

 

「とりあえず、合格しよう!」

 

「開業のことは、またその時に考えればいい。」

 

 

というふうに言われています。

 

それも間違いではないです。

 

合格しなければ始まらないので、開業のことは置いといて、まずは合格することに集中する。

 

当たり前といえば当たり前。

 

自分もそうでした。

 

でも、いざ開業して感じたこと、それは・・・

 

 

受験勉強のときから行政書士としての勝負は始まっている

 

 

ということです。

 

受験時代は合格することに集中することは正しいですが、それでも受験時代から開業に向けてやれることがあります。

 

それを少しでもやることによって、又は知っているだけでも大きく違います。

 

行政書士を目指す前に知っておけば、もっと良い選択をすることができた、という思いもあります。

 

そのことを、これから行政書士を目指す方へ、少しでも伝わればと思い、情報発信することにしました。

 

多くの方が、行政書士として成功すれば、それだけ行政書士業界も活性化していきます。

 

行政書士の地位や需要も高まり、より行政書士業界と地域の経済も発展していくでしょう。

 

一人勝ちするような経済では、いつか歪みが起きます。

 

共存共栄していくことが、本当に正しい経済のあり方だと信じています。

 

その信念のもとに私自身の経験や、私の周りの受験生、現役行政書士の先生たちの声を踏まえて、生きた情報を提供していければと思います。

 

 

 

 

どん底人生から行政書士を目指す

 

 

簡単に自己紹介をさせて頂きます。

 

私が行政書士事務所を開業したのは30代半ばの頃です。

 

大学卒業後は派遣社員や契約社員として様々な職を転々としていました。

 

私が大学の頃は「就職氷河期」真っ只中。

 

正社員になることが、難しい時代でした。

 

特に学歴や特筆すべき能力があったわけでもなかった私は、就活に失敗し、派遣社員や契約社員として働きながら正社員としての道を探っていました。

 

特にやりたいこともなく労働条件や給与で仕事を転々とし、そんなことをやっているうちに、気付いたらもうすぐ30歳になろうとしていました。

 

さすがに焦りました。

 

そんな時、運よく食品会社の営業として正社員になることができたのです。

 

しかし、そこで待っていたのは過酷な労働環境でした。

 

サービス残業は当たり前。

 

お客様の呼び出しがあれば、休日でも対応。

 

労働条件や時給換算して考えると、派遣社員や契約社員の時の方が良かったのではないかと思える始末です。

 

お客様との付き合いも多く、まともに貯金すらできない状態でした。

 

このままでは結婚どころか彼女を作る暇も金もない・・・。

 

どうしよう・・・

 

と、色々考えていたときです。

 

 

父親が突然、この世を去りました

 

 

自分としては、いつかは来ることだけど、まだまだ先のことだと勝手に思っていました。

 

どうしようもない息子だけど、いつか恩返ししようと思っていました。

 

しかし結局、何もできなかった。

 

途方に暮れました。

 

このままでは残された母親にも何もしてあげれない。

 

そして死というものに直面し、命には限りがあるということを改めて思い知りました。

 

死はいつ訪れるかわからない。

 

このままでいいのか・・・

 

いや!このままは嫌だ!

 

そう思い、私は違う道を模索し始めました。

 

私は、雇われて働くことに将来への不安があったので、雇われるのではなく手に職をつけて独立して稼いでいきたいと思っていました。

 

しかし、具体的にどうすればいいのかわからず、悶々とした日々。

 

そんなときです。

 

いつものように勤務先に向かっていたとき太陽がキラキラと輝いていて、とても眩しく綺麗だなー、気持ちいい朝だなー、なんて思いながら歩いていたところ突然思い立ちました。

 

 

「そうだ!行政書士になろう!」

 

 

 

突然思いついたのですが自分のなかでは、妙に納得したのを覚えています。

 

父親が亡くなった時、悲しみに暮れている暇はなく、葬儀や相続関係の手続きなどに追われていました。

 

さすがに自分達だけで相続手続きをするのは難しいと思い、知り合いの行政書士の先生にお願いしました。

 

その方はとても親切丁寧に対応して下さり、無事に相続手続きも終えることができました。

 

そのとき、自分も、辛い時期に困っている人の手助けができたらいいなと漠然と考えていたことを思い出したのです。

 

また行政書士は独立開業型の資格なので、雇われるのではなく手に職をつけて稼いでいきたいと思っていた自分にはピッタリだったのです。

 

さらに、私は人の相談に乗ったり解決策を一緒に考えたりするのが好きでしたので、これは自分向いているんじゃないかと、どんどんと行政書士になりたい気持ちが湧いてきました。

 

しかし、行政書士試験は合格率が低く、難関と言われる試験。

 

私は法学部出身でもなく、過去に法律を学んだこともない、法律学習初心者でした。

 

また特に頭が良かったわけでもなく、大学も三流大学です。

 

自分みたいな、凡人が合格できるのだろうか・・・。

 

そんな不安がよぎりました。

 

しかし、父の死に直面し、人の命の尊さと儚さを実感した私は、

 

 

人生は1度しかない。ならやりたいことをやろう!

 

 

そう自分を奮い立たせました。

 

こうして、私は行政書士を目指すことになったのです。

 

 

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